上海では2000萬円超！豪華さ競う「ハデ婚」ブームはいつまで続く？―中國

2008年1月25日、07年の北京市に住む一般家庭の直接結(jié)婚費(fèi)用は平均5萬3645元（約80萬円）と03年に比較すると98％増加した。毎年平均18．2％ずつ上昇しているという。「中國青年報」が伝えた。

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新婚家庭の必需品は、70年代では「腕時計、自転車、ミシン、ラジオ」だった。80年代になるとこれが「テレビ、洗濯機(jī)、冷蔵庫」に変わり、現(xiàn)在では「車、家、預(yù)金」とさらにレベルアップしたものになっている。

これに「奢婚（ハデ婚）」と呼ばれる豪華な結(jié)婚式の費(fèi)用を加えると、総額はとんでもない數(shù)字に。公的機(jī)関による統(tǒng)計では、結(jié)婚にかかる総費(fèi)用は上海市で140萬元（約2100萬円）、北京市で106萬元（約1590萬円）、杭州市で115萬元（約1725萬円）となっている。また「奢婚」は都市部だけの現(xiàn)象ではなく、農(nóng)村部まで広がっているという。結(jié)納金の相場は毎年消費(fèi)者物価指數(shù)（CPI）よりも上昇。1萬元（約15萬円）では話にならず、10萬元（約150萬円）で何とか格好がつく金額だとか。

高額の結(jié)婚費(fèi)用を親に出してもらうと答える若者は全體の81．6％に上り、新居や自家用車の購入でローンの支払いに追われる新婚家庭も多いとのニュースがたびたび報道されるが、メンツやプライドにこだわる現(xiàn)代の若者による「奢婚」ブームはこれからも続くと予想される。（翻訳?編集/本郷智子）