2016年9月20日、海力網(wǎng)によると、「地下鉄乗車前のボディーチェックで女性係員に胸や臀部（でんぶ）を觸られたのは人格権の侵害だ」として、男性客が女性係員と警備會(huì)社を訴える騒ぎが中國(guó)で起きた。この地下鉄の安全検査には「男性係員は男性客だけをチェック、女性係員は男女ともにチェックする」という不文律があり、訴えを起こした男性は「性差別に當(dāng)たるのではないか」と疑問(wèn)を投げ掛けている。

男性の説明によると、トラブルは空港にある地下鉄駅に入ろうとした時(shí)に起きた。ゲートには男性係員もいたが、斷りもなく検査を始めた女性係員は手に持っていた器具を使わず、手で男性の體に觸れたという。男性は「手で胸や臀部を觸られてとても不愉快だった」と話し、「検査が終わった後に異議を唱えたが、『ルール通りに検査している。いい年をした男性が何を怖がっているのか』と返され腹が立った」と振り返っている。

これをきっかけに雙方は口論となり、男性は「明らかなわいせつ侮辱行為があった」と警察に通報(bào)したが、當(dāng)局は男性の言い分を否定。男性は女性係員とその所屬會(huì)社を相手取り、謝罪と慰謝料1000元（約1萬(wàn)5000円）を求めて大連省遼寧省の裁判所に提訴したが、會(huì)社側(cè)は「?jìng)S員はジャケットのポケットに觸れただけ。女性係員が男性客をチェックして問(wèn)題が起きたことなどこれまでなかった」などと男性の主張に反論している。（翻訳?編集/野谷）