2016年9月16日、韓國?MBNは、韓國の高速鉄道KTXに一時(shí)導(dǎo)入された映畫鑑賞専用車両「映畫車」が、いつの間にか姿を消した理由について報(bào)じた。

韓國鉄道公社（KORAIL）が民間企業(yè)と56億ウォン（約5億1000萬円）を共同出資し開発した「映畫車」は07年、世界で初めての映畫を楽しめる車両としてKTXに導(dǎo)入された。しかし思うように利用率は伸びず、12年からは右肩下がり、14年にはとうとう23％にまで落ち込んだ。結(jié)局、15年に映畫車のサービスは中斷となり、無用となった映寫裝置などはそのままに、現(xiàn)在は普通座席車として運(yùn)行されている。

実は乗客の不人気は當(dāng)初から予測されていたという。映畫は1作品2時(shí)間前後が一般的だが、乗車時(shí)間がこれより短い客は少なくない。ストーリーを最後まで楽しめないのに、普通車の運(yùn)賃に一般の映畫館と同程度の映畫鑑賞料7000ウォン（約640円）を上乗せして払う理由もないだろう。この事態(tài)に野黨議員からは「一歩先すら予測できない鉄道サービス政策に血稅が浪費(fèi)されている」として責(zé)任追及の聲も上がっている。

これについて韓國のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「さすが政府はいつも僕らの期待を裏切らない」

「韓國の公務(wù)員はなぜそろいもそろってこのありさまなのか」

「映畫1本をダウンロードして行った方がまし」

「子ども車両にして、アニメを流してくれればいいのに」

「僕も妻も存在すら知らなかった」

「いっそ娯楽車両にしてほしい。スターバックスとかマクドナルドに入ってもらって」

「時(shí)間の問題なら、セマウル號(hào)やムグンファ號(hào)（いずれも韓國の特急?急行列車）につないで運(yùn)行すればいいのでは？」

「他の車両が満席で、仕方なく映畫車に乗ったことがあるよ。何を見たのかは記憶が…」

「高い金を払ってKTXに乗るんだから、映畫くらいただで見せてくれたっていいだろう」

「試みとしては新鮮で良かったと思うけど、維持がきちんとされてなかったのと、映畫を盜み見する國民性にも問題がある」

「時(shí)間の問題じゃないよ。この車両の席は、映畫終了後まで乗っている客にしか売らないシステムだった。それに長い映畫は編集して短くしてくれていたよ。問題は、誰も見ないような人気のない作品ばかり上映してたこと。人気作品なら座席の3分の2が埋まってたよ」（翻訳?編集/吉金）