9月19日、中國(guó)版映畫としてリメイクされることになった日本の著名小説家?東野圭吾の推理小説「容疑者Xの獻(xiàn)身」の同名映畫がクランクアップしたことが明らかになった。これは蘇監(jiān)督にとって、俳優(yōu)から映畫監(jiān)督に転身後、初めて挑んだミステリー作となった。蘇監(jiān)督は同作品の全てに「完璧」を求めたため撮影期間が何度も延長(zhǎng)された。彼は、「撮影のプロセスは、ある種修行のようだった。撮影に関わるあらゆる仕事に対して、極めて厳しい要求を出した」と明かした。新華網(wǎng)が伝えた。

●一切手抜きしない蘇有朋監(jiān)督の要求はハイレベルかつ厳格

映畫「容疑者Xの獻(xiàn)身」がクランクインする前、蘇有朋監(jiān)督は制作チームのスタッフ全員と、撮影計(jì)畫全體について詳細(xì)かつ念入りな打ち合わせを行った。制作準(zhǔn)備は昨年11月にスタートした。映畫のロケ地として最適な場(chǎng)所を探すため、3カ月間の実地調(diào)査では、128日間で全國(guó)28都市を渡り歩いた。

クランクインした後も、蘇監(jiān)督は、「どこまでも高みを追及する」というおとめ座精神を持ち続け、作品のあらゆる細(xì)部にまで磨きをかけようとした。撮影現(xiàn)場(chǎng)で働く制作スタッフのほぼ全ての仕事に対して、監(jiān)督は多大なプレッシャーをかけた。制作チームによる撮影は端午節(jié)からから中秋節(jié)まで続いたが、たとえプレッシャーが耐えられないほど大きくとも、決して投げ出すことはなかった。「心身を捧げて力の限りやるしかなかった」と監(jiān)督は振り返った。

●東野圭吾作品が初めて中國(guó)語(yǔ)版映畫に、全く新しい視點(diǎn)から誕生したリメイク作品

今回クランクアップした映畫「容疑者Xの獻(xiàn)身」は、推理小説の大家?東野圭吾氏の著作が中國(guó)國(guó)內(nèi)で初めて映畫化されたリメイク作品で、その意味は大きい。ミステリー映畫の原作は、品質(zhì)面で極めて高い要求が掲げられる。その上、原作の小説「容疑者Xの獻(xiàn)身」は、東野圭吾氏の代表作の一つであり、その名は広く知れ渡っている。日本版や韓國(guó)版の映畫化がすでに行われていたことから、今回の中國(guó)語(yǔ)版のリメイクは、ますます難易度が上がったと言えるだろう。

蘇監(jiān)督と制作チームは、智恵を絞り、まったく新しい視點(diǎn)から「容疑者Xの獻(xiàn)身」を制作する道を選んだ。制作初期の段階で、シナリオにミスや漏れた部分がないよう、推理小説愛好者を制作チームに加えた上、各方面からストーリーの「中國(guó)化」を図り、「これは、中國(guó)で起こった緻密なストーリーだ」と観衆(zhòng)が感じ、信じられるよう盡力した。

●キャスト陣は明らかにされず 來(lái)年発表か

映畫「容疑者Xの獻(xiàn)身」は制作決定から今まで、ずっと世間の関心を集めてきた。ネット上では主役の候補(bǔ)者について熱い議論が交わされ、撮影期間中の様々な噂も、キャスト陣をめぐる真?zhèn)韦颏瑜陼崦沥胜猡韦趣筏俊￥坤⒅谱鳐单ぅ嗓悉氦盲去悭攻汝嚖摔膜い品枪_の態(tài)度を貫いてきた。映畫公開の時(shí)期は、配給會(huì)社も制作會(huì)社も明らかにしていない。非常に長(zhǎng)い準(zhǔn)備期間と撮影期間を踏まえると、「容疑者Xの獻(xiàn)身」は2017年に公開される見込みで、公開時(shí)には、最も素晴らしい狀態(tài)で多くのミステリーファンや観衆(zhòng)を楽しませてくれるだろう。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?編集KM）