Record China 2016年9月28日(水) 0時40分
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25日、韓國?國民日報は、「韓國料理の世界化」を目指し中國進出を図った代表的な韓國の味、キムチとサムゲタンがいずれも苦境に立たされていると報じた。寫真はサムゲタン。
2016年9月25日、韓國?國民日報は、「韓國料理の世界化」を目指し中國進出を図った代表的な韓國の味、キムチとサムゲタンがいずれも苦境に立たされていると報じた。
「韓國料理の世界化」とは08年、當時の李明博(イ?ミョンバク)大統(tǒng)領(lǐng)夫人?金潤玉(キム?ユノク)氏が韓食世界化推進団名譽會長に就任し進めてきた韓國政府の一大プロジェクトだ。17年まで10年をかけて韓國料理を世界の5大料理にするとの目標を掲げていたが、結(jié)果は思わしくない。國産の農(nóng)産物?食品の輸出額は増加し、外食産業(yè)の海外進出も進んだものの、昨年時點で海外に進出した外食店舗4656カ所のうち韓國料理を扱う店はわずか480カ所、10.3%にとどまっているのだ。
重要な輸出品目として期待されたサムゲタンやキムチも不振が続く。サムゲタンの輸出額は11年の1466萬ドル(約14億7500萬円)をピークに減り続け、14年にはピーク時の半分ほどに落ち込んだ。巨大市場と期待した中國向けには今年ようやく規(guī)制が解かれ、10年ぶりに輸出が再開できたものの、販売実績は期待をはるかに下回っている。レトルト食品を好まず丸鶏を好んで食べる中國人の嗜好(しこう)を考慮できていなかったことなど、専門家からは準備不足が指摘されている。
國産キムチに至っては、輸出どころか國內(nèi)市場での地位も脅かされつつある。昨年、韓國で消費されたキムチの37.8%を輸入キムチが占め、うち99%は中國産だった。期待した中國への輸出も、10年の中國政府による衛(wèi)生基準強化などから落ち込んでおり、今年上半期は31トンにとどまった。反対に同期間に輸入された中國産キムチは13萬トン、桁からして違うのだ。
こうした狀況を國民日報は「中國にフラれた韓國料理の屈辱」と伝え、韓國のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられている。
「大統(tǒng)領(lǐng)や大統(tǒng)領(lǐng)夫人が言う韓國料理ではなく、庶民が食べる韓國料理こそが本當の韓國の味だ」
「ビビンパを輸出すればいい」
「中國に食べ物や食材を輸出して成功しようと考えること自體が愚かだったんだ」
「輸出に値する韓國料理が何なのかをきちんと考えて選ぶべきだ。プルコギ(韓國の焼き肉)とか、外國人がよく食べるものも多いはず」
「中國にもサムゲタンみたいな料理はあるでしょ」
「世界の人の口に合わない料理を無理に世界化する必要はない。いっそ新たな味を作ればいいさ」
「いったい誰が戦略を立てたのやら。サムゲタンなんておいしいと思うか?」
「なぜキムチばかり推すんだ?ヤンニョムチキン(甘辛だれの付いた鶏空揚げ)の方が立派な韓國料理だと思う」
「これは中國人の問題なのか、韓國政府の問題なのか」
「古いものを保存すらできないで世界化とは笑える」(翻訳?編集/吉金)
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