レッスンに遅刻した3歳の女の子の口からまさかの言葉…、中國(guó)社會(huì)の闇を象徴―中國(guó)

Record China    2016年9月28日(水) 0時(shí)10分

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26日、中國(guó)重慶市で絵畫(huà)の體験レッスンに遅刻した3歳の女児が放った言葉が、中國(guó)社會(huì)の闇を象徴している。寫(xiě)真は絵を描く少女。

2016年9月26日、中國(guó)重慶市で絵畫(huà)の體験レッスンに遅刻した3歳の女児が放った言葉が、中國(guó)社會(huì)の闇を象徴している。

中國(guó)は日本以上の學(xué)歴社會(huì)であること、一人っ子政策が続いたことから、子どもに対する教育熱が非常に高い。親は金に糸目をつけず、子どもが小さいころから塾やさまざまな習(xí)い事をさせる。

重慶晨報(bào)によると、重慶市に住む鄭(ジョン)さんは24日、3歳の娘を絵畫(huà)の體験レッスンに連れて行こうとしたが、道が渋滯していたため20分遅刻してしまったという。係りの人は、途中から入室するとほかの児童の集中力を切らしてしまうことや、授業(yè)時(shí)間がすでに半分過(guò)ぎてしまっていることから、今回はあきらめて別の授業(yè)を予約するよう勧めた。

鄭さんが係りの人に謝罪し、娘に説明しようとした次の瞬間、3歳の娘は「お姉さん、授業(yè)受けたい。お金なら持ってるよ!」と叫んだという。その子はなだめられて一度はその場(chǎng)を離れたものの、數(shù)分後に戻ってきて再び「授業(yè)を受けたいの。お金はあるのよ!」と言った。係りの人はそれでも入室を認(rèn)めず、最後はあきらめた。

鄭さんは自分の娘の発言にとても驚いたそうだが、係りの人によると、ほぼ毎月、同じようなことを言う子どもがいるのだという。「自分はお金があると言ったり、パパやママがお金を持ってると言ったりする子どもはよくいる」と話す。まだ3歳の子どもが目的を達(dá)成できない時(shí)に「金」を持ち出すのは、やはり家庭教育の影響が大きいと言える。

重慶市の青少年問(wèn)題に詳しい張鏡倍(ジャン?ジンベイ)氏は、「子どもの行動(dòng)から、その家庭の価値観を見(jiàn)ることができる。親は知らないうちに、子どもに『お金があれば何でもできる』という価値観を伝えてしまっている。親は子どもに対して、『お金はいろいろな場(chǎng)面で使えるが、萬(wàn)能ではない』こと、そして『時(shí)間を守ることは基本中の基本で、他のものでは置き換えられない』ということを教えなければならない」としている。

「子は親を映す鏡」とよく言われる。経済の急成長(zhǎng)を背景に「成金」が増えた中國(guó)では、実際に物事を金で解決してしまうケースが多い。そんな親や大人を見(jiàn)ていれば、子どもがそう思ってしまうのも無(wú)理はないだろう。塾や習(xí)い事で子どもに技術(shù)を身に付けさせるのも良いが、お金を持てばこそ人格や心を豊かにする教育も求められる。(翻訳?編集/北田

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