中國(guó)でスーパーが閉店ラッシュ!ヨーカドーも6店、原因は?―中國(guó)紙

人民網(wǎng)日本語版    2016年9月30日(金) 7時(shí)0分

拡大

業(yè)界內(nèi)では、「総合スーパーは今年、過去最大の閉店ラッシュを迎える」との予測(cè)も出ている。小売業(yè)には本當(dāng)に厳冬が到來しているのだろうか?

北京の亜運(yùn)村にある漂亮ショッピングセンターが最近、1ドル(約100円)で売卻され、百盛(PARKSON)太陽宮店やイトーヨーカドー十里堡店も來月に閉店することが発表され、閉店する実店舗のリストに名を連ねることになってしまった。業(yè)界內(nèi)では、「総合スーパーは今年、過去最大の閉店ラッシュを迎える」との予測(cè)も出ている。小売業(yè)には本當(dāng)に厳冬が到來しているのだろうか?実店舗を構(gòu)えるビジネスは今後、どこへ向かうのだろう?北京青年報(bào)が伝えた。

■総合スーパーの閉店ラッシュ

「漂亮ショッピングセンターが15億元(約225億円)の負(fù)債を抱え、『華訊』に1ドルで売卻された」というニュースがこのほど流れ、業(yè)界に衝撃が走った。華訊は今月19日、「華訊が全額出資する、傘下の華生控股有限公司が、Bonroy International Group Limitedが全額出資するBonroy Limitedが発行する株式を100%買収し、漂亮ショッピングセンターの所有権を間接的に獲得した。その代価は1ドル」と発表した。

実際には、現(xiàn)在、経済が全體的に低迷しているのを背景に、小売業(yè)も全體的に大きな調(diào)整期に入っており、漂亮ショッピングセンターが買収されたのも下り坂を走る総合スーパーの象徴的なケースであるにすぎない。

今月13日夜、マレーシア最大の総合スーパー?百盛グループは、「全額出資する中國(guó)の関連會(huì)社の全ての株式と関連の株主債権を売卻する」と発表した。メディアの調(diào)査では、今回の売卻の対象となったのは、百盛グループが間接的に全額出資する関連會(huì)社「北京華徳盛物業(yè)管理有限公司」であることが分かった。同社が経営しているのが、北京市朝陽區(qū)にある百盛太陽宮店で、2010年から今に至るまで赤字経営が続いている。

閉店するのは、百盛太陽宮店だけではない。今月20日、十里堡にあるイトーヨーカドーも突然、「16年11月1日をもって営業(yè)を停止する」と発表した。同店のサービスカウンターのスタッフも閉店することを認(rèn)めている。突然の閉店の理由について、イトーヨーカドーの関係者は取材に対して、「赤字が続いたのが理由の一つ」と明かしている。

14年4月末に、イトーヨーカドーは北京望京店を閉め、その4カ月後には北苑店を、12月1日には西直門店を閉めた。そして、15年3月末に右安門店が、今年7月には大興店が閉店した。十里堡店を入れると、元々北京にあったイトーヨーカドー9店舗のうち、殘っているのは亜運(yùn)村店、豊臺(tái)北路店、三里屯食品館の3店舗だけとなった。

■実店舗がeコマースの波に飲まれている?

靴屋を経営する安雨さんは、客離れの主な原因は「eコマース(電子商取引)の普及」と指摘し、「私の店で靴のサイズを確かめてから、オンラインショップで買うという人が多い」とその打撃を強(qiáng)く実感している。安さんは、「ネット上で売ると、人件費(fèi)や家賃、光熱費(fèi)などがいらないため、負(fù)擔(dān)が小さく、安く売れる。これは実店舗にはできないこと」と肩を落とす。

安さんが自ら行った調(diào)査によると、自分が売っているブランドの子供靴は、ネット上なら1足約50元(約750円)で販売されているという?!袱扦狻⑺饯本─未淼辘槭巳毪欷雮幎韦?足60元(約900円)。私はそれを90元(約1350円)で売っているから、もちろん『高い』と言われてしまう」。しかも、実際にはその値段でも、実店舗なら利益が出ない。利益率を33%で計(jì)算すると、安さんの店の売り上げ高が2萬元(約30萬円)だったとしても、利益はわずか6600元(約10萬円)で、家賃を払うと人件費(fèi)が足りなくなる。そのため、北京の代理店と何度も交渉しているものの、成果なしの狀態(tài)が続いているという。

総合スーパーは、本當(dāng)にeコマースの波に飲み込まれ、生存が難しくなっているのだろうか?中國(guó)連鎖経営協(xié)會(huì)の関連の責(zé)任者は取材に対して、「実店舗が閉店しているのは、eコマースの波だけでなく、実體経済の成長(zhǎng)が乏しいことに加えて、人件費(fèi)、家賃、稅金などが高くなり、元々少なかった利益がさらに少なくなっているのも原因」と説明する。

ある業(yè)界関係者は、「総合スーパーの調(diào)整は適者生存の自然法則に沿っており、普通の市場(chǎng)行為。長(zhǎng)期的に見ると、総合スーパーはこれからも存在し、今は変動(dòng)の期間といえる。今後、體験型ショッピングが中國(guó)の小売業(yè)の今後の発展を擔(dān)う形態(tài)となるだろう。しかし、総合スーパーは今後も、ショッピングセンターや大型商業(yè)施設(shè)とオフィスビルの複合施設(shè)、アウトレットなどの業(yè)務(wù)形態(tài)を取るだろう。市場(chǎng)のニーズに適応さえすれば、これらの形態(tài)も合理的だ」との見方を示している。

中國(guó)連鎖経営協(xié)會(huì)が発表している中國(guó)のチェーン店トップ100の統(tǒng)計(jì)によると、15年、トップ100に入った企業(yè)の売上額は、前年比わずか4.3%増の2兆1000億元(約31兆5000億円)で、成長(zhǎng)率が過去最低となった。総合スーパーだけを見ると、マイナス0.7%増と、マイナス成長(zhǎng)となっている。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集KN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業(yè)務(wù)提攜

Record Chinaへの業(yè)務(wù)提攜に関するお問い合わせはこちら

業(yè)務(wù)提攜