2016年10月15日、韓國?聯(lián)合ニュースなどによると、退任を間近に控えた國連の潘基文（パン?ギムン）事務(wù)総長が、「歴代最悪の事務(wù)総長」といった自らへの評価に対し座右の銘を用いて反論した。

藩氏は14日（現(xiàn)地時間）、米ワシントンで開かれた全米韓人委員會（CKA）主催の「全米韓人リーダーシップ?コンファレンス」で演説し、自身の座右の銘の一つとして「上善如水」の語を紹介した。老子の「道徳経」に書かれたこの言葉について藩氏は「最高の善とは水のようなものである」との意味とし、「水は知恵と柔軟さ、ソフトな力を象徴する」と説明、「國連を率いる中で、こうした徳目を適用しようと努力した」と強調(diào)した。

昨年、オバマ大統(tǒng)領(lǐng)への誕生日プレゼントにこの言葉を贈った藩氏が再びこれを取り上げた理由について、東亜日報は「『歴代最悪の國連事務(wù)総長』との海外メディアからの批判に対抗する意図がある」と伝えている。自らのリーダーシップは低く評価されてきたが、それは「東洋的リーダーシップの徳目」を適用してきた結(jié)果であるとの反論だ。

退任後にささやかれる韓國大統(tǒng)領(lǐng)選への出馬を考えても「最悪のリーダー」との表現(xiàn)が広まることは不利であるため、「上善如水」を持って対応しようと考えたとみられるが、韓國のネットユーザーの反応は芳しくないようだ。記事には次のようなコメントが寄せられた。

「それで殘した業(yè)績は何？國連改革するとか言ってたけど、何もしてないよね」

「結(jié)局は何もやらなかったということじゃないか。無能なくせに真面目なリーダーが一番良くない。部下を無理やり殘業(yè)させる典型的な無能上司だよ」

「そこまでの自己評価ができるなら、もうやることはやったということ、どうぞ休んで」

「僕らが知っているのは、彼が國連の役立たずだったということだけ」

「さすが油ウナギ（韓國での藩氏のあだ名）。水の流れのように事をすり抜けていく」

「國內(nèi)では歴代最悪の大統(tǒng)領(lǐng)、國外では歴代最悪の國連事務(wù)総長…そんな感じ」

「先進(jìn)國が『最悪の事務(wù)総長』と言うのはよく分かる。藩氏が大統(tǒng)領(lǐng)選に出たら國の恥だよ」

「能力はないが権力は欲しいようだね」

「潘基文って何をやった人だよ？退任後は故郷の郡守（自治體首長）でもやるんだね。大統(tǒng)領(lǐng)の器じゃない」（翻訳?編集/吉金）