2016年9月29日、財(cái)新網(wǎng)によると、中國(guó)で妊産婦の死亡率が急増している。2016年上半期における中國(guó)國(guó)內(nèi)の妊産婦死亡率は前年同期比で30．6％増えた。死亡率の急増は、中國(guó)政府が人口抑制策「一人っ子政策」を廃止し、2人目の出産が解禁されたことと無(wú)関係ではないとみられている。

政策の変更で、2人目を出産しようとする夫婦が増加しているが、醫(yī)師からは、政策変更で産婦人科の需要が急激に高まったことに加え、「出産に適した年齢を大幅に超えた高齢出産は健康リスクが高い」との聲も出ている。

中國(guó)國(guó)家衛(wèi)生?計(jì)畫出産委員會(huì)は27日、専門會(huì)議を開き、出産に関連する課題や問題について話し合った。第13次5カ年計(jì)畫（2016?2020年）期間中に、新たに産婦人科のベッド8萬(wàn)9000床、看護(hù)師と助産師を14萬(wàn)人増やすことが提案された。

しかし、政府の対応が遅すぎるとの聲もある。政府の対策は設(shè)備投資も人材育成も時(shí)間がかかる。今後も出産數(shù)は増え、普通分娩では対応できないケースが増加すると見込まれており、醫(yī)療施設(shè)不足が早急に解消されなければ、帝王切開の増加でもたらされるデメリットもいっそう懸念されることになると関係者は指摘している。（翻訳?編集/岡田）