2016年9月30日、米華字メディア?多維網(wǎng)は記事「臺灣が國連加盟申請に失敗、“蔡英文は袋小路に突き進(jìn)んでいる”と中國本土メディア」を掲載した。

民間団體「臺灣聯(lián)合國協(xié)進(jìn)會」は、國連の潘基文事務(wù)総長に書簡を送り、「臺灣」名義での國連加盟を申請した。ところが開封すらされずに返送されてきたという。2007年に陳水扁元総統(tǒng)が國連加盟を申請する書簡を送った時と同じ扱いをされたわけだが、「せめて開封し、臺灣の訴えを知るべきだった」と臺灣聯(lián)合國協(xié)進(jìn)會関係者は怒りをあらわにしている。

臺灣聯(lián)合國協(xié)進(jìn)會は民間団體だが、政権に就く蔡英文総統(tǒng)も中國への敵意をあらわにしている。9月29日、蔡総統(tǒng)による「民進(jìn)黨黨員への書簡」が発表されたが、「中國本土の圧力に立ち向かわなければならない」「中國本土への過度な依存から抜け出し、健康かつ正常な経済関係を作り上げなければならない」とつづられている。

この書簡に中國側(cè)も反発。蔡英文総統(tǒng)は就任直後から「中臺協(xié)力に取り組む」と繰り返してきたが、口先ばかりだったことがわかったと中國紙?環(huán)球時報は指摘。本當(dāng)に中國との距離を置こうとすれば、國際社會における臺灣の存在感は低まるばかり。蔡英文路線の先は袋小路だと批判している。（翻訳?編集/