2016年10月3日、韓國?東亜日報は、今年のノーベル賞発表を前に、韓國の醫(yī)學系論文が世界で「みすぼらしい成績表」を受け取ったと報じた。

同紙と韓國研究財団が、學術(shù)情報を提供するトムソン?ロイターの論文データベースを用いて論文の被引用回數(shù)や発表件數(shù)を分析した結(jié)果、韓國のすべての醫(yī)大（醫(yī)學部）が世界300位圏外となった。14年基準では、韓國でトップの蔚山大が346位、ソウル大が358位だった。

一方、醫(yī)學を除く薬學?化學?材料工學（物理學を含む）の基礎(chǔ)科學系3分野では韓國の大學も比較的健闘をみせており、14年基準では3分野すべてで韓國トップのソウル大が、材料工學で世界15位、化學で28位、薬學で62位にランクインした。

韓國では成績上位0．4％の秀才たちが醫(yī)大に進む。そんな國內(nèi)最高の人材が集まっているはずの醫(yī)大が、世界では後進國レベルにとどまっていることについて、専門家からは懸念の聲も上がっている。今回の分析に參加したある専門家は「韓國の醫(yī)術(shù)は最高と評価されているが、基礎(chǔ)醫(yī)學はこれに比べはるかに後れているということが今回の分析で明らかになった。これを機に基礎(chǔ)醫(yī)學の研究環(huán)境を改善し、部門を超えた中長期的な政策も検討すべき」と指摘した。記事は合わせて、「醫(yī)學界において基礎(chǔ)醫(yī)學を度外視する風潮が変わらない限り、今後數(shù)十年がたってもノーベル賞受賞は程遠い」とした専門家らの指摘を伝えた。

これを受け、韓國のネットユーザーは次のようなコメントを寄せている。

「韓國で基礎(chǔ)科學を研究すると無視される。博士號を取った後は非正規(guī)職だし、教授になるのは空の星を取るほど難しい。熱意だけで耐えるにはあまりに過酷。これは學生のせいじゃない」

「醫(yī)大に進む目的の1位がお金だからね。99．9％は面接で奉仕や醫(yī)學に貢獻したいと言いはするけど…」

「勉強ができる子は醫(yī)大に入り、結(jié)局は簡単に金になる皮膚科を始める」

「韓國は論文の數(shù)にばかり執(zhí)著する傾向がある。結(jié)局は結(jié)果主義ということ?；A(chǔ)醫(yī)學は長期的に見守り支援すべき分野なのにね。何か深刻な間違いをしているよ」

「ノーベル詐欺賞を新設(shè)すべきだ。そうしたらわがコリアが総なめにするはず」

「醫(yī)者が本當に自分で書いた論文がいくつあるんだろうか…」

「日本に國を奪われた理由はやっぱりあるね」

「社會のどこか一分野でも、韓國が世界に誇れるところがあればなあ。昔、中國か日本にのみ込まれたままの方が良かったのではとまで考えてしまう」

「世界的に優(yōu)れた醫(yī)大がどこにあるかを調(diào)べて、そこと同じ醫(yī)療?研究システムをつくればいい」（翻訳?編集/吉金）