2016年10月4日、今年のノーベル醫(yī)學(xué)生理學(xué)賞に東京工業(yè)大學(xué)の大隅良典栄譽(yù)教授が選ばれたことについて、澎湃新聞は「中國(guó)の生物醫(yī)學(xué)は日本より20年以上遅れている」とする北京大學(xué)教授の言葉を紹介した。

「日本との差は20年以上」と指摘するのは、著名生物學(xué)者として知られる饒毅（ラオ?イー）教授だ。同氏は「日本の研究は1980年代に相當(dāng)のレベルに達(dá)し、大隅氏の『突破』は90年代の最初にあった」と述べ、「中國(guó)は前進(jìn)しているが90年代の日本に追い付いていない」と指摘。さらに、長(zhǎng)期にわたって大隅氏と同じ細(xì)胞の「オートファジー」を研究してきた清華大學(xué)の兪力（ユー?リー）教授は大隅氏の受賞は「決して意外なことではない」とのコメントを寄せた。

記事は大隅氏がこれまで數(shù)多くの賞を受賞してきたことを指摘し、その1例として2015年のガードナー國(guó)際賞を挙げる。また、「オートファジーが存在しなければ細(xì)胞內(nèi)の除去されるべき物質(zhì)を取り除くことができず、その蓄積によって問(wèn)題が引き起こされる」という兪氏の言葉も紹介。兪氏は「具體的な治療への応用はなされていないが、オートファジーの解明でがんやパーキンソン病などの治療の見(jiàn)通しがさらに明るくなる」と述べ、「大隅氏は他の研究者に道を切り開(kāi)いた。この分野が現(xiàn)在の姿を成したのは彼の研究のおかげ」と同氏の業(yè)績(jī)をたたえた。（翻訳?編集/野谷）