2016年10月4日、スペイン紙エル?パイスによると、中國ではネットを通じた養(yǎng)子縁組が激増しており、専門家は「子供の人身売買の溫床になっている」と警告している。參考消息網(wǎng)が伝えた。

中國では今、ネットでの養(yǎng)子縁組が大人気だ。養(yǎng)子縁組を希望する女性の一人は「結(jié)婚17年になるが子供ができない。社會福祉施設(shè)の子供は障害があったり、病気だったりする。ネットで養(yǎng)子を迎えたいけれど、私の前には200人以上が順番を待っている。詐欺にあうケースも多いという」と話す。

西安交通大學(xué)の人口問題専門家によると、中國でネット経由の養(yǎng)子縁組が始まったのは10年ほど前。15年末の時點で、中國には約50萬2000人の孤児がいるが、正規(guī)ルートでは養(yǎng)子縁組の件數(shù)は約2萬2000件に過ぎない。手続きが煩雑で料金が高いからだ。ネット経由の養(yǎng)子縁組はいわば「すき間」を埋めるサービスとなった。しかし専門家は「非常に危険だ。子供の基本的人権を踏みにじっている」と警告している。（翻訳?編集/大宮）