米TVリポーターの取材に非難殺到、中國系住民に「いい腕時計だね、盜んだの?」―中國メディア

Record China    2016年10月9日(日) 22時0分

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8日、米フォックステレビの看板報道番組でこのほど、ニューヨークのチャイナタウンを訪れたリポーターが中國系住民を小ばかにするようなエスニックジョークを展開し、批判が集まっている。

2016年10月8日、國際在線によると、米フォックステレビの看板報道番組「ザ?オライリー?ファクター」のリポーター、ジェシー?ウォターズ氏(38)の偏見に満ちたインタビュー內(nèi)容に、米國內(nèi)で批判が相次いでいる。

ニューヨークのチャイナタウンを訪れたジェシー?ウォターズ氏は當初、米大統(tǒng)領候補のヒラリー?クリントン氏やドナルド?トランプ氏、米中関係について質(zhì)問すると言っていた。だが実際にインタビューを始めると、「人に會ったらやっぱりおじぎするの?」「いい時計だね、どこで盜んだの?」「中國製でないものは何か持っている?」「中國と米國は友達と思う?それとも敵?」「米國が北朝鮮をやっつけるのに協(xié)力してくれる?」などと、得意のエスニックジョークを展開した。

ジェシー?ウォターズ氏には悪意があったわけではないようだ。だが明らかに民族差別につながるような発言に、米國ではAP通信やCBS、CNN、ニューヨークマガジンなどが一斉に非難。ネット上でも多くのメディアが批判記事を掲載し、カリフォルニア州とニューヨーク州では州議員から番組を批判する聲明が出されたほか、政治家や民間団體、中國をはじめとするアジア系団體など、批判が全國に広がる事態(tài)となった。

「謝罪すべきだ」と糾弾されたジェシー?ウォターズ氏は、「インタビューはあくまでジョークで、誰かを傷つけたなら謝る」としつつ、「ただ、エスニックジョークとしてチャイナタウンがよく取り上げられるのは、世界中のどの番組も変わらない」と反論した。

記事では「謝罪としては、誰もが納得できるものではなく、社會的な批判が集まっており、このコメントでさらに謝罪要求が高まるかもしれない」と伝えている。(翻訳?編集/岡田)

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