2016年10月10日、「日本のホテルで水を出しっ放しにしてやった」とネットに投稿したことで大反響を巻き起こした中國(guó)の実業(yè)家、郭斌（グオ?ビン）氏が、中國(guó)版ツイッター?微博（ウェイボー）に「ネットはそれほど怖いものではない。愛(ài)があるのなら思い切って発言すべき」と主張する文章を発表した。

郭氏は中國(guó)の元卓球女王、王楠（ワン?ナン）さんの夫で、満州事変の発端となった柳條湖事件が起きた日である先月18日に「日本へ行ったことがあるが、日本製のものは家電を含めて何も使ったことはない。日本のホテルでは水道を出しっ放しにしてやった」などと投稿したことが物議を醸した。今月1日に同氏はウェイボー退會(huì)を宣言したが、5日夜には復(fù)帰。自身に批判的な人に対して「相手にしない」との態(tài)度を見(jiàn)せていた。

10日に発表した文章で同氏は、問(wèn)題の投稿をきっかけにネットユーザーと壯絶な言い爭(zhēng)いになったが、最も耐えがたく、理解不能だったのは一部のメディアが「都合のいいように解釈された文章」を引用して報(bào)じたことだと訴えた。さらに自身の本意とかけ離れたタイトルで読者を誘導(dǎo)する勢(shì)力がますます大きくなっていると述べ、「この報(bào)道を見(jiàn)たネットユーザーが自分を非難することは理解できる」「ネット上の暴徒より怖いのは、真実を正確に伝えない文章を書(shū)く人間がいること。無(wú)責(zé)任な報(bào)道で多くのネットユーザーを暴力的な行為へと導(dǎo)いている」などと主張。最後に「今回の騒動(dòng)で悔しい思いをしたが、ネットはそれほど恐ろしいものではない。愛(ài)があれば思い切って発言すべきだと信じている」とつづった。

この投稿を見(jiàn)たネットユーザーからはさまざまな意見(jiàn)が寄せられており、「前向きな人だ」などと支持する聲もあったが、「日本に行って水を出しっ放しにしたことを『愛(ài)國(guó)』だと思っている。本當(dāng)に恥ずかしい」「愛(ài)國(guó)者ならなぜ日本に行った？」「王楠のイメージが悪くなった。殘念なことだ」など反発する聲も依然、聞かれる。（翻訳?編集/野谷）