日本卓球女子の勢いに中國が焦り、「中國版?平野美宇を早急に育てなければならない」―中國紙

Record China    2016年10月13日(木) 12時30分

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12日、金陵晩報は卓球女子のワールドカップで最年少優(yōu)勝を果たした日本の平野美宇を取り上げ、「中國女子は“自分たちの平野美宇”を育てる必要がある」と指摘する記事を掲載した。寫真はリオデジャネイロ五輪に出場した中國の卓球選手。

2016年10月12日、金陵晩報は卓球女子のワールドカップで最年少優(yōu)勝を果たした日本の平野美宇を取り上げ、「中國女子は“自分たちの平野美宇”を育てる必要がある」と指摘する記事を掲載した。

米フィラデルフィアでこのほど開催されたワールドカップで、シングルスに出場した平野は日本の選手として初の優(yōu)勝を遂げた。この大會で中國以外の選手がトップになるのは今回が初めて。そして注目すべきは、2000年生まれの平野が最年少優(yōu)勝を果たしたという點だ。日本の卓球女子についてそれほど関心を持っていない中國人が知っているのは福原愛だけ、少し関心のある人は石川佳純伊藤美誠という程度。だが、中國出身のコーチが指導(dǎo)する平野も実力を備えた選手だ。

日本の卓球女子は過去2回の五輪で銀メダル(団體)、銅メダル(同)を獲得した。2014年、16年の世界卓球選手権?団體戦ではいずれも2位になるなど、中國にとって大きなライバルとなっている。そして、平野の活躍は4年後の東京五輪で中國を破ろうという日本の士気を高めた。

現(xiàn)在も中國女子は世界の中でトップの位置を占めているが、主力選手の年齢が上がっているのは爭いようのない事実だ。主力5選手のうち若手は1994年生まれの陳夢(チェン?モン)、95年生まれの朱雨玲(ジュウ?ユーリィン)の2人だが、2人は外部が期待するほどの成績をまだ挙げておらず、アウェーに弱いなどそれぞれが弱點を持っている。若手の育成という面で中國女子は日本ほどの強みがないのかもしれない。中國女子で世界ランク30位以內(nèi)に入っているのは6人だけ。平野は現(xiàn)在17位だが、今回の試合で上位10位に入る実力を見せつけた。

中國に比べ、日本選手の年齢構(gòu)成はより合理的だ。経験豊富な福原、ピークの狀態(tài)にある石川、そして平野と伊藤はともに16歳という若さ。東京五輪開催時に福原は年齢が30歳を超えるが他の3人は選手としての黃金期と言え、中國にとっては脅威となる。中國に若手の有望選手がいないわけではないが、先日の試合では海外の選手に敗れた。現(xiàn)在の中國にとって平野のような選手を一人でも多く育成することは喫緊の課題だ。われわれは4年後も現(xiàn)在のトップ選手に頼りっきりという光景を見たくはない。なぜなら、彼女たちが現(xiàn)在の狀態(tài)を維持できるかは未知數(shù)なのだから。(翻訳?編集/野谷

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