プロバスケ選手のマナー違反で萬里の長城が再び話題に、長城関係者「問題行為を見つけても注意しかできない」―中國紙

Record China    2016年10月14日(金) 9時0分

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13日、新京報によると、NBAの選手が中國北京市にある慕田峪長城に自身の名と背番號を彫ったと報じられた問題について、同長城の関係者が「マナー違反を見つけても注意することしかできない」と苦しい胸の內(nèi)を語った。寫真は長城。

2016年10月13日、新京報によると、北米男子プロバスケットリーグNBAの選手が中國北京市にある慕田峪長城に自身の名と背番號を彫ったと報じられた問題について、同長城の関係者が「マナー違反を見つけても注意することしかできない」と苦しい胸の內(nèi)を語った。

この問題を引き起こしたのは、NBAチャイナゲームの試合で中國を訪れたヒューストン?ロケッツのボビー?ブラウン。中國版ツイッター?微博(ウェイボー)に「今日、萬里の長城で存分に楽しんだ」と書き込んだまではよかったが、名前や背番號を彫った壁面の畫像を掲載したことで「歴史的価値があるものを破壊することに罪悪感はないのか?」などとネットユーザーからは批判の聲が上がった。ブラウンは12日にこの件に関するコメントを投稿、「私は中國の文化をとても大切に思っている。うっかりやってしまった過ちをどうか許して下さい」などと謝罪したが、謝罪コメントを含め、一連の投稿がその後削除されたことが確認されている。

北京の代表的な観光スポットである長城は國內(nèi)外の観光客に人気だが、その一方で観光客によるマナー違反が問題となっている。慕田峪長城旅遊服務(wù)有限公司の関係者は「長城保護條例で文字を刻んだり落書きするなどの行為は禁じられている」と指摘した上で、「われわれには法律を執(zhí)行する権限も処罰する権限もない。マナー違反を見つけても止めるように注意することしかできない」とコメント。さらに、マナー違反を見つけたらすぐに聲を掛けるが、観光客の數(shù)が多く管理が行き屆かないという現(xiàn)狀も説明している。(翻訳?編集/野谷

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