2016年10月13日、韓國不動(dòng)産の心臓部であるソウル市江南地區(qū)の高級(jí)住宅街をターゲットに、中國資本が本格的に進(jìn)出しようとしている。中國紙?參考消息（電子版）が伝えた。

韓國紙?朝鮮日?qǐng)?bào)によると、ソウル市が12日に公開した統(tǒng)計(jì)では、中國人が所有するソウル市內(nèi)の土地は、2014年には2113筆、13萬3479平方メートルだったが、2016年上半期には4139筆、17萬1614平方メートルとなり、區(qū)畫數(shù)は倍増し、面積も29％増加している。

そして、その進(jìn)出先は江南區(qū)の高級(jí)住宅街や瑞草區(qū)の土地、ビルに移っている。いずれも取引価格の高い地域だが、中國人の所有する江南區(qū)の土地は2014年の7739平方メートルから2016年上半期には8136平方メートルに増え、瑞草區(qū)の土地も中國人の所有する面積が9％増加した。

韓國は中國から至近で、生活や観光などのインフラも整っている。その上、中國人が韓國國內(nèi)で不動(dòng)産を購入することに対する特別な規(guī)制もないことから、別荘や貸家として魅力が高いという。

しかし、こうした動(dòng)きに懸念も出てきている。済州島では中國人の不動(dòng)産購入がブームとなり、土地公示価格は28％上昇。急激な不動(dòng)産価格の高騰は現(xiàn)地の韓國人の生活に多大な副作用を招くとの聲がある。同様の副作用は豪州のシドニーやカナダのバンクーバーなどでも出ている。

その一方で、韓國の市場(chǎng)規(guī)模は米國やカナダに比べて大きくないためそれほど過熱しないのではないかとの見方や、少子高齢化で空白が生まれる不動(dòng)産市場(chǎng)にとってプラスに働くとの意見も出ている。（翻訳?編集/岡田）