2016年10月13日、中國(guó)浙江省溫州市の警察當(dāng)局は、食用油を使い回した容疑で同市のレストランのオーナー夫婦を拘束したと明らかにした。澎湃新聞網(wǎng)が伝えた。

問(wèn)題となっているのは同市にある火鍋店のチェーン店舗で、先月末ネットで同店が「地溝油（下水に捨てられた油を精製して再生した食用油）」を使用しているとの書(shū)き込みが投稿され話(huà)題を集めた。店側(cè)はすぐに地溝油の使用を否定したが、現(xiàn)地警察は有毒で有害な食品を製造?販売した容疑でオーナー夫婦の身柄を拘束し調(diào)べを進(jìn)めている。

同市の関連部門(mén)によると、同店は客が食べ殘した油をろ過(guò)し加工した後に再度使用していた疑いがもたれており、こうした油には大量の細(xì)菌やウイルスが含まれているだけでなく、加工の際に発がん性物質(zhì)が発生し長(zhǎng)期的な摂取はがんを患う危険性もある。四川省成都市にある火鍋店の本店は、「人員を現(xiàn)地に派遣し警察の調(diào)査に協(xié)力している。仮に油を使い回していた事実が判明すれば同店に対し処罰を行う」と述べている。（翻訳?編集/內(nèi)山）