2016年10月14日、新華社によると、韓國法務(wù)部は、國慶節(jié)期間中に済州空港で入國拒否され、“監(jiān)禁”狀態(tài)にあった中國人全員が帰國したと明かした。

中國メディアは先日、「國慶節(jié)の連休に旅行で済州島を訪れた中國人観光客が、さまざまな理由で入國を拒否され、100人近くが狹い部屋に押し込まれている」などと報(bào)じていた。

入國を拒否された中國人の待遇について韓國法務(wù)部は、「空港內(nèi)の待合室で帰國便を待っていた。待合室は男女で分かれており、全員に布団を提供していた。食品は基本的に自己負(fù)擔(dān)だが、お金を持っていない場合は航空會社が負(fù)擔(dān)した」と説明し、現(xiàn)在は全員が帰國したとしている。また、入國を拒否するケースとして、旅行者自身が旅行の日程を把握していなかったり、宿泊場所が決まっていなかったり、帰國便の航空券を攜帯していなかったりする場合を挙げた。

近年、ビザ免除の済州島経由で韓國に入國した後に失蹤する旅行者が増加していることから、対策を強(qiáng)化しているとみられる。同部によると、今年1月1日から9月30日までに済州空港で入國を拒否した外國人の數(shù)は9785人にのぼるという。平均すると1日およそ35人だ。

済州島にある中國総領(lǐng)事館は、入國の可否の判斷は韓國の內(nèi)政であるとし、仮に不當(dāng)な待遇を受けた場合はその証明を保存しておくよう旅行者に呼びかけている。（翻訳?編集/北田）