2016年10月17日、臺(tái)風(fēng)の直撃を受けた韓國(guó)?釜山のビーチを自主的に掃除し、韓國(guó)の人々に感動(dòng)を與えた外國(guó)人の母子に、地元自治體が「誇らしい外國(guó)人住民賞」を授與すると明らかにした。韓國(guó)?聯(lián)合ニュースなどが伝えた。

母子3人は5日、臺(tái)風(fēng)18號(hào)が去った釜山の広安里海水浴場(chǎng)を散歩していたところ砂浜にごみや流木などが散亂しているのを見(jiàn)つけ、熊手やゴム手袋を調(diào)達(dá)し掃除を始めた。臺(tái)風(fēng)一過(guò)の炎天下、數(shù)時(shí)間にわたり掃除を続ける母子の姿は通り掛かった韓國(guó)人の目に留まり、SNSなどを通して拡散、報(bào)道されるに至った。

広安里ビーチを擁する水営區(qū)がその後うわさを頼りに母子を探した結(jié)果、母親は市內(nèi)の釜山國(guó)際外國(guó)人學(xué)校で教師を務(wù)めるディアナ?ルパートさん（38）、そして一緒に掃除をしていたのは長(zhǎng)女のフィオナちゃん（13）、次女ステラちゃん（5）と判明した。掃除は、フィオナちゃんの提案をきっかけに始めたという。

授賞式は今月30日、區(qū)內(nèi)の小學(xué)校で開(kāi)かれる「2016年水営區(qū)民スポーツ大會(huì)」で行われる予定だ。

この報(bào)道に、韓國(guó)のネットユーザーからは「本當(dāng)にすてきな家族だ」「見(jiàn)習(xí)うべきことは見(jiàn)習(xí)おう。さすが先進(jìn)國(guó)の國(guó)民だね」「意識(shí)レベルの差。選挙で誰(shuí)を選んでも政治が変わらない理由だ」など母子を稱(chēng)賛する聲が寄せられているが、一方で韓國(guó)人の心には複雑なものもあるようだ。

母子が外國(guó)人であり白人であったことに注目し、「もし東南アジアの人がビーチを掃除したら、果たしてこの白人の親子のように賞まであげただろうか？」「これもまた一つの人種差別。こんな賞で韓國(guó)人と外國(guó)人を區(qū)別すること自體がグローバル化の弊害になることを、分かってないんだなあ」「外國(guó)人だからって賞をあげるの？海岸の油流出の時(shí)に除去作業(yè)に行った韓國(guó)人には何かあげた？」「白人だからこそもらえる賞」「美人だからあげるんだろ。ブサイクには賞などない」などとしたコメントも多數(shù)。

また、「善行であることは確かだけど、當(dāng)然すべき行為を表彰までしなきゃいけない僕らの現(xiàn)実が恥ずかしく悲しい」「褒められるべきではあるけど、賞まであげるのはやり過(guò)ぎ」「幼稚過(guò)ぎる」「ごみ拾いで賞がもらえる國(guó)になったか…」など、表彰自體に疑問(wèn)を投げ掛けるコメントも寄せられている。（翻訳?編集/吉金）