2016年10月18日、環(huán)球網(wǎng)は、「中國(guó)で誘拐された子どもがマレーシアで物乞いをさせられている」と報(bào)じるマレーシア紙の記事を掲載した。

現(xiàn)地英字紙ザ?スターの記者が2日間にわたって當(dāng)事者を追跡した時(shí)の內(nèi)容をまとめたもので、犯罪グループは中國(guó)で誘拐した子どもにわざと目立つような傷を負(fù)わせ、長(zhǎng)年監(jiān)禁した上でマレーシアに送り込んでいる。その際に持たせるのは観光ビザ。記者が目にしたのは約30人もがクアラルンプールの安いホテルに集まり、數(shù)時(shí)間後に現(xiàn)れた組織の首謀者に観光客から渡された現(xiàn)金を差し出す光景だった。

取材を受けた當(dāng)事者の男性は現(xiàn)在、33歳。「生まれた時(shí)は體に障害はなかった。幼い頃に誘拐され、犯罪グループの手で體に傷を負(fù)わされた」「首謀者の信頼を得た人間だけが『優(yōu)れた物乞い』として海外に行ける」などと明かす。別の30歳の男性は「週末で観光客が多い時(shí)は1日で3000リンギット（約7萬(wàn)4000円）ほど手に入る」。この男性は「マレーシアには何度も來ている。1回の滯在期間は1カ月ほど。ここは自分たちにとって第2のふるさと」とも語(yǔ)った。（翻訳?編集/野谷）