2016年10月18日、韓國?ハンギョレ新聞などによると、韓國全羅北道南原市內(nèi)の村でがん患者が集団発生し疫學(xué)調(diào)査が行われたが、この結(jié)果が公開されていないことに住民らが反発している。

問題の現(xiàn)場は、南原市二百面康基里にあるネギ村。78人が住むこの村では1999年から2013年の間に7人が肺がんにかかり、「集団発病」と騒ぎになっていた。問題を受け地元の全羅北道は13年3月、傘下の保健環(huán)境研究院に村の地下水の水質(zhì)検査などをさせたが、検査項(xiàng)目には原因が疑われた放射性物質(zhì)の有無が抜けており、肝心のラドン含有は確認(rèn)できない。このため、國の疾病管理本部（疾本）などが指揮し、國費(fèi)を投じての疫學(xué)調(diào)査が追って行われた。

疾本は18日、「400ページに及ぶ分量の調(diào)査結(jié)果とこれに関する勧告案を住民に伝えた」と明らかにした。勧告された項(xiàng)目は、「ネギ村近くのアスファルトコンクリート工場から排出される大気汚染物質(zhì)の減少のための対策」「適切な換気により室內(nèi)のラドン濃度を低減するための住民への教育?宣伝」「地域住民の喫煙狀況の把握と禁煙支援」など。しかしこれらの背景となった調(diào)査結(jié)果についてはいっさい公開されなかったという。村周辺の工場と住民間の法的問題が起こるのを避けるための措置とみられる。疾本は住民などからの指摘に対し、「調(diào)査主體である南原市が（すべてを）公開すればいい」としている。

報(bào)道を受け、韓國のネットユーザーは次のようなコメントを寄せた。

「住民の健康の問題なのに、アスファルトコンクリート工場のことを心配してるのか？理解できない」

「この國には本當(dāng)にあきれる。工場から受け取る賄賂が大事なのか？」

「何か隠しているね」

「金をかけて調(diào)べたんだから結(jié)果を発表しろ！」

「國民がどうなろうと政府は知ったことじゃない、そういうことか。無能な政府よ、何か一つでもちゃんとやってくれ」

「何が大事か分かってない大韓民國、金の奴隷として生きる韓國國民」

「田舎の水や空気がきれいだというのはもう昔の話」

「人の命が優(yōu)先じゃないの？」

「國民保護(hù)という原則主義が米國やタイ、ロシアにも劣る未開な公務(wù)員たち…」

「がんにかかった人たちはどこに補(bǔ)償を求めればいいんだ？」

「隠す人間が犯人だ。アスファルトコンクリート工場に、逆に『がんが発生しない原因』を調(diào)べさせろ」

「やましいことがないなら公表すべき」（翻訳?編集/吉金）