中國のスマゲー「陰陽師」が日本でも大人気、でも「陰陽師」って何?―中國メディア

人民網(wǎng)日本語版    2016年10月20日(木) 0時(shí)50分

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中國の人気スマホゲームアプリ「陰陽師」が中國だけでなく、日本でも大人気になっている。同ゲームは映像がきれいで、各キャラクターの聲も全て日本の豪華聲優(yōu)陣が擔(dān)當(dāng)。日本の歴史と組み合わせて、フレッシュな體験を提供している。

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中國の人気スマホゲームアプリ「陰陽師」が中國だけでなく、日本でも大人気になっている。同ゲームは映像がきれいで、各キャラクターの聲も全て日本の豪華聲優(yōu)陣が擔(dān)當(dāng)。日本の歴史と組み合わせて、フレッシュな體験を提供している。中國網(wǎng)が伝えた。

その他の寫真

同ゲームでは、日本の平安時(shí)代の有名な陰陽師?安倍晴明をメインとする陰陽師やいろんな妖怪が登場(chǎng)する。陰陽師たちは、和風(fēng)の美しい衣裳を身にまとっており、強(qiáng)力な魔法を操ることができる。では、古代の日本において、実際の陰陽師とはどんな存在だったのだろう?

陰陽師とは?

日本では、陰陽師は飛鳥時(shí)代から存在し、律令制下において中務(wù)省の陰陽寮に屬した官職の1つだった。陰陽五行思想に基づき、陰陽道から學(xué)んだ占術(shù)や風(fēng)水によって、天體観測(cè)や暦法制定の職務(wù)を行っていた。その後、本來の律令規(guī)定を超えて占術(shù)や呪術(shù)、祭祀を司るようになった。そして中世以降、民間で占術(shù)などを行う人も陰陽師と呼ばれるようになった。

平安時(shí)代になると、陰陽師の発展はピークに達(dá)し、官職の域を超えて、神秘的な宗教色のある分野へと発展した。しかし、平安時(shí)代末期に、武家社會(huì)が臺(tái)頭し、幕府を掌握するようになると、陰陽師は衰退の道を歩んでいった。

中國を源として日本で発展

陰陽師の登場(chǎng)は、中國とも深い関係がある。陰陽師が拠り所としている陰陽五行思想は、中國では周代(紀(jì)元前1046-256年)に既に形成されており、書物「周易」にはその思想が詳しく記されている。その內(nèi)容は、天文や暦法、風(fēng)水學(xué)、醫(yī)學(xué)など多方面に渡り、今でも中國醫(yī)學(xué)や哲學(xué)で応用されている。

古墳時(shí)代から飛鳥時(shí)代の期間、朝鮮半島の百済は五経博士を日本に派遣し、漢學(xué)知識(shí)を教授した。しかし、その影響は小さかった。日本の政治や経済、文化に本當(dāng)の意味で影響を與えたのは推古天皇10年(602年)に、百済が観勒や學(xué)僧を派遣した時(shí)で、聖徳太子を筆頭とする官僚34人に、五行學(xué)説を含む中國の思想を教授した。この時(shí)に、日本が中國から學(xué)ぶという時(shí)代の幕開けとなった。

日本は、中國に「遣隋使」や「遣唐使」を派遣して學(xué)問を?qū)Wばせたほか、教師を日本に招聘して教授を受けたり、中國の政策や文化を少しずつ取り入れ、日本獨(dú)自の文化を作り上げていった。そのような過程で登場(chǎng)したのが陰陽師だった。

ゲーム「陰陽師」は日本でも話題に

スマホゲーム「陰陽師」が日本でも大人気となり、日本のメディアも次々に競って報(bào)道し、日本のゲーマーの間で話題となっている。多くの日本のネットユーザーからは、「中國のゲームだけど、映像がきれいで、遊び方も新鮮。やってみたらとてもおもしろかった」との聲が上がっている。

同ゲームのキャラクターの聲は、全て日本の聲優(yōu)が擔(dān)當(dāng)しており、中でも釘宮理恵は人気の聲優(yōu)だ。日本の文化がベースとなっていることに加えて、日本の聲優(yōu)が起用されていることもあり、日本人は親しみを感じやすいようで、日本のゲーマーにとっては始めやすいゲームとなっている。

ただ、好意的な感想も多いものの、中國産の和風(fēng)ゲームとあって、違和感があるとの聲もある。しかし、この中國ゲームが日本でも認(rèn)められていることに疑いの余地はない。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集KN)

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