2016年10月18日、華字紙?中文導(dǎo)報(bào)は、「日本バドミントンの五輪金メダルは中國(guó)のサポートと切っても切り離せない」と題する記事を掲載した。

8月に開催されたリオデジャネイロ五輪で、日本の高橋禮華?松友美佐紀(jì)のペアが金メダルを獲得。日本中が歓喜に湧いた。中文導(dǎo)報(bào)は、2人が所屬する日本ユニシスのバドミントン部の中條彪総監(jiān)督に取材を敢行。中條監(jiān)督は、「日本のバドミントンの好成績(jī)は、中國(guó)と大きな関係がある」と語った。

中條監(jiān)督はかつて中國(guó)代表として1986年のトマス杯に出場(chǎng)した経歴を持ち、88年に代表チームから引退すると、上海のチームで選手兼任監(jiān)督を1年間務(wù)めた後、上海と大阪が友好都市であることをきっかけに留學(xué)生として來日し、近畿大學(xué)でプレーした。

「當(dāng)時(shí)、中國(guó)はバドミントンにおいて日本を大きくリードしていた」と語る中條監(jiān)督は、來日してから中國(guó)の練習(xí)方法や戦術(shù)、技術(shù)、スピード、フィジカルなど、あらゆる面での経験を練習(xí)の中で伝えた。近畿大學(xué)の恩師?和田泰寛さんとともに若手を指導(dǎo)し、來日から2年後には高校生の全國(guó)チャンピオンも輩出した。

大學(xué)卒業(yè)後、94年にバドミントン部が創(chuàng)設(shè)されたばかりの日本ユニシスに入社。中國(guó)式の練習(xí)法を?qū)毪筏郡郅⒅袊?guó)代表チームと合同練習(xí)も行った。高橋?松友ペアや奧原希望も、中條監(jiān)督に連れられて中國(guó)に合宿に訪れた。合宿は長(zhǎng)い時(shí)には1カ月半にも及んだという。

中條監(jiān)督の指導(dǎo)の下、2007年には同社の池田信太郎?坂本修一ペアがクアラルンプールで行われた世界選手権で過去最高となる銅メダルを獲得した。08年には正式に日本ユニシスの総監(jiān)督に就任。10、13、15年に男女ともに日本リーグ優(yōu)勝を果たし、全日本実業(yè)団選手権大會(huì)では3連覇を達(dá)成した。彼の教え子は5大會(huì)連続で五輪に出場(chǎng)している。

中條監(jiān)督は、「スポーツ交流も日中友好の重要な一環(huán)。高橋と松友の金メダルによって、日本のバドミントンは輝かしい舞臺(tái)に登った。これは中國(guó)のサポートと切っても切れない関係がある」と感慨深そうに語った。（翻訳?編集/北田）