2016年10月20日、徒歩で臺灣を旅する日本人女性が話題になっている。女性は1人で臺灣を回っており、困難に見舞われた際に現(xiàn)地の警官が手を差し伸べるなど心溫まるエピソードを臺灣メディアが伝えた。

報道によると、一人旅を続けている女性は東京在住の伊藤千明さんで、職場が羽田空港にあるため、臺灣観光から帰國した人から臺灣の良さをたびたび聞いていた。臺灣に興味を持った彼女は今月3日に桃園市大園區(qū)にある桃園國際空港に降り立ち、2カ月の臺灣旅行を開始した。

伊藤さんは節(jié)約するために公園で野宿することも珍しくなく、桃園市平鎮(zhèn)區(qū)を歩いていた11日も同區(qū)內(nèi)の新勢公園で野宿していた。桃園市では公園內(nèi)での野営は禁止されているため、パトロールしていた現(xiàn)地の警官は伊藤さんを発見し事情を聴いた。その後、警官らは彼女の安全を心配し、交番に案內(nèi)。警官は食事を用意したほか、シャワー施設や體を休める場所を確保し、彼女の旅をサポートした。警官らの支援に伊藤さんは出発前、「一生忘れません！」と感謝の言葉を述べたという。

彼女は南投県に到著した際も、泊まる予定だった寺が改修により宿泊できず、現(xiàn)地警官が住民宅に泊まれるよう手配してくれた。こうした現(xiàn)地の人のやさしさに感謝するとともに、南下した後に北上するという臺灣一周の旅を続けている。（翻訳?編集/內(nèi)山）