2016年10月19日、韓國(guó)?京郷新聞は、韓國(guó)の樸槿恵（パク?クネ）大統(tǒng)領(lǐng)が父?樸正熙（パク?チョンヒ）元大統(tǒng)領(lǐng)の出身地である慶尚北道亀尾を訪問(wèn)したことを受け、政治の悪材料に悩む樸大統(tǒng)領(lǐng)が支持層の結(jié)集を図っていると伝えた。大統(tǒng)領(lǐng)が同地を訪れるのは就任後2度目だ。

樸大統(tǒng)領(lǐng)は19日午前、まず亀尾産業(yè)団地で行われた新工場(chǎng)起工式に出席、「われわれを取り巻く與件が良くないほど、新たなビジョンとクリエーティブな発想、そしてチャレンジ精神で前に向かって果敢に走って行かなければならない」と祝辭を述べた。

続いて訪ねたのは地元の伝統(tǒng)市場(chǎng)である「セマウル中央市場(chǎng)」。市場(chǎng)では商店主らが「亀尾の娘?樸槿恵大統(tǒng)領(lǐng)様いらっしゃいませ」とのプラカードで出迎え、樸大統(tǒng)領(lǐng)は晝食に「セマウル弁當(dāng)」を食したという。その後大統(tǒng)領(lǐng)は同じ慶尚北道栄州に移動(dòng)、朝鮮時(shí)代の學(xué)校である紹修書(shū)院を訪ね、ここでも大歓迎を受けた。

大統(tǒng)領(lǐng)府はこの日の大統(tǒng)領(lǐng)訪問(wèn)を「純粋な民生行動(dòng)」としたが、政治的思惑が多分にあるとの解釈が大勢(shì)のようだ。記事は、崩れることのない支持の固さを意味した大統(tǒng)領(lǐng)の「コンクリート支持層」が崩れた今、難局に立たされた大統(tǒng)領(lǐng)が自らの政治的故郷であるTK（大邱?慶尚北道）地域を訪問(wèn)したのは、支持層結(jié)集のためにほかならないとの分析を伝えた。

また樸大統(tǒng)領(lǐng)は18日、セマウル運(yùn)動(dòng)指導(dǎo)者大會(huì)の開(kāi)會(huì)式で「韓國(guó)を再び立ち上がらせたのはセマウル運(yùn)動(dòng)の精神だった」と述べ、父親がかつて進(jìn)めた農(nóng)村改革運(yùn)動(dòng)「セマウル運(yùn)動(dòng)」の意義を強(qiáng)調(diào)した。こうした樸大統(tǒng)領(lǐng)の姿に、ピンチのたびに「父の歩んだ道」を進(jìn)もうとする心理が働いているとする聲もある。

報(bào)道を受け韓國(guó)のネットユーザーは次のようなコメントを寄せている。

「まったくおかしな指導(dǎo)者だよ。いまだに正気になれないようだ」

「今ごろセマウル運(yùn)動(dòng)って、いつの時(shí)代だと思ってるんだ？」

「この狀況で亀尾まで行って何になるの？」

「支持率20數(shù)パーセントにすがりついているこのありさま…」

「実に情けない。苦しんでいる人を訪ねようともせず、自分を褒めてくれる信徒ばかりを訪ね歩く大統(tǒng)領(lǐng)なんて」

「少しはきちんとやらないと故郷の人だって支持してくれないぞ」

「頼る所が亀尾しかないのね」

「結(jié)局、自分なりの色はないってことだ」

「亀尾や大邱でも若い人はもうもてなしてくれないだろう？國(guó)が滅びる寸前だよ」

「暇みたいだな」

「國(guó)がつぶれつつあるのに喜んでいる亀尾市民…」（翻訳?編集/吉金）