2016年10月22日、中國國防部網(wǎng)によると、同部報道官は21日、米海軍のミサイル駆逐艦が同日、中國が実効支配する南シナ海の西沙（英語名パラセル）諸島付近を航行したことを受け、「中國海軍の駆逐艦が警告し、その場から離れるよう命じた」とする談話を発表した。參考消息網(wǎng)が伝えた。

談話は以下の通り。

米海軍のイージス駆逐艦「ディケーター」が21日、我が國の西沙諸島付近の領(lǐng)海を航行した。中國海軍の弾道ミサイル駆逐艦「広州號」と、弾道ミサイル護(hù)衛(wèi)艦「洛陽」が米軍に対して警告。その場から離れるよう命じた。

米軍の今回の中國領(lǐng)海への侵入は、重大な違法行為であり、意図を持った挑発行動である。中國國防部は米國側(cè)に対し、強(qiáng)く反対の意を表明し、厳しく交渉にあたる。米國の行為は南シナ海の安定を亂すものであり、混亂の中で漁夫の利を得ようとするものだ。米國こそが混亂の原因を作っている。（翻訳?編集/大宮）