2016年10月23日、中國紙?參考消息（電子版）によると、中國政府は火力発電所30基の建設(shè)を中止することを発表した。環(huán)境保護(hù)団體グリーンピースは「世界的にも前例がない規(guī)模の措置だ」としている。

英紙フィナンシャル?タイムズによると、ロンドンに本部を置くエネルギー転換の顧問會社は、中國政府は2016年に入ってから発電量1億1400萬キロワット分の火力発電所の建設(shè)計畫を延期または棚上げしているとし、中國は火力発電をクリーンエネルギーへ転換することで大気汚染問題の解決を模索していると明かした。

グリーンピースのエネルギー専門家によると、計畫の中止によって多くのビジネスチャンスが失われるなどの問題もあるが、過剰な発電所建設(shè)を中止させることで巨額の浪費(fèi)が抑えられるという。

建設(shè)が中止される30基の発電量は1700萬キロワット。中國西部の別の30基も建設(shè)が中止される見通しだが、そのうちの10基はすでに建設(shè)に著手している。しかし、地方政府は時として政府中央の意向を無視することがあり、今回の措置もどうなるかは現(xiàn)段階では不透明だ。（翻訳?編集/岡田）