2016年10月25日、華商報によると、中國陝西省西安市の環(huán)境當(dāng)局責(zé)任者が自身の業(yè)績を上げるため、観測データの捏造（ねつぞう）を図っていたことが明らかになった。

【その他の寫真】

この問題が発覚したのは國が直接管理する「長安區(qū)環(huán)境空気自動観測所」で、通常は許可を受けていない人間の立ち入りは認(rèn)められていない。しかし、今年2月の移転の際、作業(yè)に協(xié)力する機(jī)會に乗じて所長（當(dāng)時）が勝手に合鍵を作り、パソコンのパスワードも記録。その後、作業(yè)員が複數(shù)回にわたって施設(shè)內(nèi)に入り、空気のサンプリングを行う裝置を布でふさいだという。

事情に詳しい人の話によると、「裝置に“マスク”を付けるような感じ。汚染された空気がろ過されることになる」。數(shù)値の変化を不審に思った國は現(xiàn)地に調(diào)査員を派遣したが、関係者らは発覚を恐れて監(jiān)視モニターの映像を削除していた。

當(dāng)時の所長ら責(zé)任者の身柄は警察がすでに確保している。環(huán)境分野に詳しいある人物は所長らの行為について「政府は末端の役人に処罰を科す方針を示している。罰を逃れるために空気の汚染をごまかそうと裝置をふさいだ」と説明した。（翻訳?編集/野谷）