中國の慰安婦像設(shè)置に日本から「殘念」の聲、「日本は勇気をもって問題正視を」―中國メディア

Record China    2016年10月25日(火) 18時20分

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25日、長江網(wǎng)は「勇気をもって慰安婦問題に向き合うことこそが日本の外交の責(zé)任」とする文章を掲載した。寫真は上海に設(shè)置された少女像。

2016年10月25日、長江網(wǎng)は「勇気をもって慰安婦問題に向き合うことこそが日本の外交の責(zé)任」とする文章を掲載した。以下はその概要。

中國?上海師範(fàn)大學(xué)で22日、中韓の慰安婦を象徴する少女像2體の除幕式が行われた。これを受け、日本の菅義偉官房長官は「日中関係の改善に資するものとは言えず、極めて殘念」「未來志向で取り組んでいく姿勢が重要」などと発言、上海にある日本領(lǐng)事館も大學(xué)側(cè)に懸念を示したという。

日本の右翼勢力は過去の不名譽な歴史を正視しようとせず、「河野談話」の覆しを企図している。ただ、日本がどのような態(tài)度で中國との関係に向き合おうとも「慰安婦」は避けて通れない問題だ。問題解決のための最善の方法は歴史の正視、そして謝罪である。

日本軍が第2次世界大戦中に中韓の女性を慰安婦としたことには動かぬ証拠がある。バタビア臨時軍法會議の記録のほか、極東國際軍事裁判の判決文第8章にも中國の女性に行った犯罪が記されている。各國の研究者の調(diào)査によると、アジアでは少なくとも40萬人の女性が慰安婦とされ、最大の被害國である中國では1932年から1945年にかけて20萬人以上が日本軍の性奴隷となった。世界で慰安所が最も多く作られたのが上海だ。上海の大學(xué)での慰安婦像設(shè)置は歴史の真実に合致するものと言える。

少女像の設(shè)置は民族主義的な感情をあおるためのものではなく、今日の人々に過去の中國人が味わった苦痛やファシズムが全人類に與えた災(zāi)難を銘記するよう促すためのものだ。日本には日本軍の行為を悔いる民間団體や學(xué)者も存在するが、日本の國としての立場を示すものではない。日本の戦爭に対する態(tài)度を見極める上での試金石として慰安婦問題は正視されるべきであり、日本は迫害された中國の女性に謝罪すべきだ。歴史を正視して初めて歴史が銘記されるのであり、歴史の銘記があって初めて平和的、発展的な外交環(huán)境をともに作ることができる。(翻訳?編集/野谷

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