2016年10月26日、中國人民日報(bào)海外版は、フィリピンのドゥテルテ大統(tǒng)領(lǐng)の初來日を受け、「フィリピンを日本と一緒に踴らせようとしても、それは難しいだろう」と題する記事を掲載した。

ドゥテルテ大統(tǒng)領(lǐng)に対し、日本は期待すると同時(shí)に焦りを隠し切れなかった。フィリピンの外交政策が新たな方向性を示したからだ。中國とフィリピンの関係は急速に回復(fù)している。ドゥテルテ大統(tǒng)領(lǐng)は訪中を終えたばかり。首脳會(huì)談後の共同聲明では、各分野での協(xié)力強(qiáng)化を打ち出した。

一方、米國とフィリピンの間には溝ができ始めている。ドゥテルテ大統(tǒng)領(lǐng)は米國に「內(nèi)政干渉だ」と批判を強(qiáng)め、南シナ海での合同軍事演習(xí)を中止すると表明した。アジア?太平洋地域で米國を盟友とする日本は、フィリピンの今後の動(dòng)きを注目している。

しかし、今後フィリピンが日本と一緒に踴ることはないだろう。ドゥテルテ大統(tǒng)領(lǐng)は就任以來、國內(nèi)の治安維持と経済発展に力を注ぐと表明している。南シナ海で中國と対立することは、長期的な利益にはならないからだ。（翻訳?編集/大宮）