三笠宮さまご逝去、韓國では「日本軍の蠻行を謝罪した人物」と報道=韓國ネットからも哀悼の聲

Record China    2016年10月27日(木) 15時20分

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27日、昭和天皇の弟で天皇陛下の叔父の三笠宮崇仁さまが亡くなられたことについて韓國の複數のメディアが報じた。寫真は聖路加國際病院。

2016年10月27日、昭和天皇の弟で天皇陛下の叔父の三笠宮崇仁さまが亡くなられたことについて韓國の複數のメディアが報じた。

三笠宮さまは27日午前8時34分、心不全のため、入院先の聖路加國際病院(東京?中央區(qū))で逝去された。記録に殘る皇族の中で最高齢の100歳だった。

ニュース1は三笠宮さまについて、太平洋戦爭中に陸軍參謀として中國?南京に赴任されたが、當時の日本軍の行為を目にし戦爭に批判的な考えをお持ちだったと紹介。戦後、宮さまが著書に記された「今もなお良心の呵責(かしゃく)にたえないのは、戦爭の罪悪性を十分に認識していなかったことです」との一文のほか、1998年、中國の江沢民主席(當時)來日に際しての「中國の人々に謝罪したい」とのご発言を挙げ、「日本軍の蠻行を謝罪」した人物と表現した。

一方、アジア経済は、三笠宮さまが04年のラジオ番組で関東大震災時の朝鮮人虐殺に言及され「これを忘れてはならない」と述べられたことを紹介し、「良心ある発言をした人物」が亡くなられたと伝えた。

こうした報道を受け、韓國のネットユーザーからは「ご冥福をお祈りします」とのコメントが多數寄せられたほか、「信念を持った方として記憶します」「良心的な日本人ならいつでも歓迎だ」「日本の真の知識人の一人がこの世を去ってしまったか」「18年前にやっと謝罪したのか」「遅くはなったけど謝罪してくれてよかった」などの聲が寄せられている。(翻訳?編集/吉金

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