寒波の次は黃砂！気象局が例年以上の規(guī)模を予測―中國

2008年2月4日、中國気象局の予測によると、黃砂の影響は例年に比べて大きなものとなる。中國新聞社が伝えた。

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中國予測災(zāi)害予防課の矯梅燕（ジャオ?メイイエン）課長が北京で開かれた記者會見で語ったところによると、黃砂現(xiàn)象の原因は寒冷な空気が、地表の砂を空気とともに運ぶことにあるという。春は黃砂現(xiàn)象が頻繁に起こる季節(jié)だが、春の到來に従って雪が溶け、地表に植物が育つ前に、覆うものがないため砂を構(gòu)成する物質(zhì)が盛んに動く。さらに、春は冷たい空気の動きが活発になり、これが黃砂を飛ばすという。

また、最近寒波に襲われた中國西北地方の東部では降雪が比較的多く、雪に覆われた地表は濕度が高く、黃砂飛散の抑止力になる。しかし、同時に冷たい空気の影響が大きいため、今年の黃砂は例年に比べ、頻繁に影響が起こるとしている。

北京の気候も地球規(guī)模での溫暖化が進む現(xiàn)在、気溫も例年になく高く降水量も少ない。北京気象臺は、これにより北京の黃砂も例年になく多くなると予測している。（翻訳?編集/小坂）