2016年10月29日、米華字メディア?多維新聞によると、中國化工集団公司が430億ドル（約4兆5000億円）でスイスの農(nóng)薬?種苗大手企業(yè)を買収することを2月に発表したが、この買収に歐州連合（EU）が正式に介入することになった。中國にとって過去最大規(guī)模の海外企業(yè)の合併?買収（M＆A）になるはずだった。

ドイツ通信社によると、中國化工集団公司が買収しようとしていたのは、農(nóng)薬や種子を主力商品とするスイスのシンジェンタ社。EUはこの買収が農(nóng)薬や関連化學(xué)製剤の分野における競爭を阻害する恐れがあるとし、詳しく調(diào)査、審査を行い、2017年3月15日を期限に結(jié)論を出すことにしている。

EUの調(diào)査は主にダンピングに関してで、中國化工集団公司はこれを回避するため監(jiān)督機(jī)関に譲歩する可能性があるという。譲歩がいかなるものかは明らかではないが、同社は買収を成立させるため、すでに少なからぬ譲歩を強(qiáng)いられているという。（翻訳?編集/岡田）