外國人女性3人がイヌの散歩代行ビジネス始める、中國人の顧客なし―四川省成都市

人民網(wǎng)日本語版    2016年11月4日(金) 14時20分

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成都で外國人女性3人がイヌの散歩代行ビジネス始めた。

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朝10時、米國人女性のダニさんは、四川省成都市武侯區(qū)桐梓林にある高級マンションに姿を現(xiàn)した。14號棟のある部屋の入り口には小さな黒板が掛けられている。その黒板には「散歩?排便?水やり?散歩ルート」といった英単語が書かれており、その下には「20分間?なし?100ミリリットル」と書かれていた。ダニさんが扉に向かって「小米、私よ」と聲をかけると、興奮したイヌたちの吠える聲が部屋から聞こえてきた。成都商報が伝えた。

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米國出身のダニさんとカナダから來たマリーさんとルビーさんはいずれも成都での暮らしが數(shù)年になるという。彼女たちはイヌの散歩代行ビジネスを立ち上げ、事務(wù)所を開いた。このビジネスは、仕事で忙しく飼いイヌを散歩させる時間がない人の家に赴き、飼い主に代わってイヌの散歩を代行するサービスを提供する。

ダニさんは「米國ではペットを飼う人が飼い主としての義務(wù)を果たさずにペットが病気になったり、虐待された場合は、犯罪と見なされ、法律にもとづき厳重に処罰される。中國同様、米國のホワイトカラーの多くは多忙でペットを散歩させる時間が取れない。そこから、ドッグウォーカー(犬の散歩代行)という職業(yè)が誕生した。長期的に飼い主をサポートし、常にイヌたちの健康に留意する。これは米國ではすでに立派な職業(yè)として認められている」という。

散歩代行ビジネスを始めたきっかけについてダニさんは「成都に來て4年たち、もともとイヌ好きだったが、成都でイヌを飼っている人の多くが、散歩させる時間がなく、イヌが一日中家の中だけで過ごしているのを見て、イヌの心身の健康に良くないと思ったからだ。また、成都には散歩代行ビジネスはなかったので、ドッグウォーカーというビジネスを成都で始めようと考えた」という。

今、ダニさんらの事務(wù)所には4人の顧客がおり、全員が成都で暮らす外國人という。彼女らは計6匹のイヌを世話しなければならない。事務(wù)所による宣伝や顧客による口コミで、彼女らの存在は徐々に知られるようになった。ダニさんによると、彼女らが顧客のイヌを散歩させている時、興味を持った中國人がいろいろ質(zhì)問してくる時もあるが、今のところ、まだ中國人の顧客はいないという。彼女らの散歩代行の料金基準は、1週間に1?2回で1回につき約1時間の散歩で、料金は100元(約1500円)。1日3回(1回當たり30分)訪問してイヌの面倒を見る場合の料金は1日あたり180元(約2700円)だという。

ダニさんは、「私たちは『ドッグシッター』というコンセプトを成都の人々に広めたいと思っている。また、自分自身も、ペットケアに関する知識をさらに深めることで、いかに科學的に自分のペットをかわいがるかについて、より多くの成都の飼い主に理解してもらいたい」と今後の抱負を語った。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KM)

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