米國切り捨て中國にすり寄る「ドゥテルテ旋風(fēng)」、東南アジア各國を席巻―英紙

Record China    2016年11月2日(水) 18時20分

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1日、米國を切り捨て、親中國を前面に出した「ドゥテルテ旋風(fēng)」が東南アジアを席巻しており、米國やその同盟國に懸念が広がっている。

2016年11月1日、環(huán)球網(wǎng)によると、中國とフィリピンの関係がほぐれ、つい先日はフィリピンのロドリゴ?ドゥテルテ大統(tǒng)領(lǐng)が中國を訪問したが、これに続いてマレーシアのナジブ?ラザク首相も中國を訪問し、両國間の國防や経済などの分野における?yún)f(xié)力を深めることを話しあう予定となっている。

英紙フィナンシャル?タイムズによると、米國を切り捨て、親中國を前面に出した「ドゥテルテ旋風(fēng)」が東南アジアを席巻しており、歐米各國は東南アジア諸國が米國の影響下から離脫する恐れもあるとして懸念を深めている。

中國とマレーシアの軍事関係は良好で、2015年にはマラッカ海峽において初の合同軍事演習(xí)も行われた。今回のラザク首相の訪中は中國から警備艇を購入する計畫について協(xié)議することが目的とされる。購入が現(xiàn)実となれば、米國とその同盟國の不快感を招くことになる。

アナリストは、ドゥテルテ旋風(fēng)が東南アジアを席巻しているのは、中國が1國また1國と米國の同盟圏から切り離そうとしており、経済的影響力を利用して、それらの國々を中國のレールに乗せようと試みていることを意味すると指摘している。

豪ローウィ國際政策研究所の専門家は、「マレーシアは今にもくずれそうなドミノの牌のようなものだ」「東南アジアの國々は中國になびきつつある」と指摘している。(翻訳?編集/岡田)

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