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3日、中國メディアは世界各國の地下鉄利用マナーを紹介する記事を掲載した。日本の「攜帯電話の使用禁止」、シンガポールの「ドリアン持ち込み禁止」などが紹介されている。
2016年11月3日、新華網(wǎng)によると、日本で東急電鉄のマナー向上を目的とした広告が賛否両論となっているが、それをきっかけに中國で、各國の地下鉄の利用マナーが紹介された。
日本では「優(yōu)先席付近では攜帯電話が使用禁止」されている。攜帯電話の電波がペースメーカーの動作に干渉する恐れがあるため。なお、東急電鉄がこのほど発表した広告は、「車內(nèi)での化粧はみっともない」というもの。広告に賛意を示す聲がある一方で、「女性への抑圧」だと否定的な見方も出ている。
ドイツでは「車內(nèi)での飲食が禁止」されている。理由は、車內(nèi)ではにおいが充満しやすいことと、車內(nèi)や他の乗客の衣服などが汚れてしまう恐れがあるため。
米國ではニューヨーク市地下鉄が2015年、「手すりを使ったポールダンス禁止」「ごみのポイ捨て禁止」「座席での足の開きすぎ禁止」「ホームのライン外で列車を待ってはならない」「無理な乗車禁止」「必要な場合には席を譲る」など、こと細かなマナーを発表している。
フランスでは「美女をじろじろ見るのは禁止」とされている。パリ交通公団は利用マナーのハンドブックを配布しているが、「イヤホンでも大音量での音楽鑑賞は禁止」「誘惑にかられても、美女を長く見つめない」「足を踏まれても、しつこくからまない」「手は脇の下に挾んでおく」「くしゃみはハンカチを使う」、さらに「駅や車內(nèi)で勝手に排せつしてはならない」とされている。
シンガポールでは「ドリアンの持ち込み禁止」とされている。ドリアンは果物の王様と呼ばれるほど美味だが、強烈なにおいでもある。シンガポールはこと罰則制度がきびしいことで知られるが、ドリアンの持ち込みは注意レベルにとどめられている。
記事は「迷惑行為をせず、マナー向上に努めることは、どの國にも共通の話題だ」と伝えているが、中國のネットユーザーからは「車內(nèi)での飲食はたしかにいやだ」「水はいいだろう」「人権は?」「いや、サムスンの端末は…」などのコメントが書き込まれている。(翻訳?編集/岡田)
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