八牧浩行 2016年11月7日(月) 6時(shí)10分
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中國(guó)経済経営學(xué)會(huì)2016年全國(guó)大會(huì)?一般財(cái)団法人霞山會(huì)協(xié)賛セッション「日系企業(yè)の中國(guó)展開?激変する市場(chǎng)環(huán)境への対応と現(xiàn)場(chǎng)からの展望」が東京都港區(qū)三田の慶応大學(xué)で開催された。逆境下でも、成功している日系企業(yè)の「秘訣」が明らかになった。寫真は會(huì)場(chǎng)風(fēng)景。
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201611月5日、中國(guó)経済経営學(xué)會(huì)2016年全國(guó)大會(huì)?一般財(cái)団法人霞山會(huì)協(xié)賛セッション「日系企業(yè)の中國(guó)展開?激変する市場(chǎng)環(huán)境への対応と現(xiàn)場(chǎng)からの展望」が東京都港區(qū)三田の慶応大學(xué)で開催された。逆境下でも、成功している日系企業(yè)の「秘訣」が明らかになった。
【その他の寫真】
中國(guó)経済は「世界の工場(chǎng)」として世界経済の拡大を牽引し、リーマンショック直後には世界経済の落ち込みを巨額の景気対策で下支えした。その後中國(guó)経済は「新常態(tài)」の掛け聲の下、景気対策の後遺癥への対応と內(nèi)需主導(dǎo)型成長(zhǎng)方式への転換に苦心している。
この間、中國(guó)市場(chǎng)に対する期待は依然強(qiáng)く歐米や韓國(guó)企業(yè)は対中投資を拡大しているが、日本からの対中新規(guī)直接投資が落ち込み、一部では事業(yè)から撤退する企業(yè)も出ている。一方で、中國(guó)における激しい経営環(huán)境の変化に対応して長(zhǎng)く事業(yè)を継続してきた日系企業(yè)が多く存在することも事実だ。
このセッションは、中國(guó)経済の変化をくぐり抜け、日系企業(yè)の中國(guó)拠點(diǎn)の経営現(xiàn)場(chǎng)を率いて來た現(xiàn)地経営者から、経営環(huán)境の変化への対応ノウハウを聴取し、中國(guó)経済の今後と日系企業(yè)の中國(guó)ビジネスの可能性を展望するものとなった。
◆相手の特性つかみ、隙間狙う
<講演(1)越智博通?北京陸通印刷有限公司董事長(zhǎng)>
30年前に1人、北京でラベル印刷を始め、數(shù)々の挫折を繰り返した後発展し、天津、上海にも工場(chǎng)を持つようになった。中國(guó)は1978年の改革開放以來、「優(yōu)遇政策」を旗印に、世界各國(guó)から技術(shù)導(dǎo)入した。今中國(guó)が求めているのはハイテク技術(shù)で、これ以外の優(yōu)遇政策はなくなった。中國(guó)人の気質(zhì)は(1)遵法意識(shí)が希薄で、騙される方が悪いとの考え方を持つ(2)拝金主義で利にさとい(3)自己中心的で非を認(rèn)めない―といった、日本人とは違う傾向がある。相手の特性を踏まえて商売すれば、道は開ける。
中國(guó)はほとんどなんでも作れるようになった。日本企業(yè)が生きる道は、「産業(yè)の隙間(スキマ)狙い」と「顧客を満足させる高品質(zhì)商品の供給」ではないか。
◆徹底的な現(xiàn)地化を!
<講演(2)中山國(guó)慶?大宇宙信息創(chuàng)造(中國(guó))有限公司董事長(zhǎng)>
経営不振にあえぐ中國(guó)拠點(diǎn)のオフショア?アウトソーシング事業(yè)を十?dāng)?shù)年前に立て直し、近年では人件費(fèi)上昇、為替変動(dòng)に対応した拠點(diǎn)配置、新規(guī)事業(yè)展開を中國(guó)國(guó)內(nèi)で成功させ、従業(yè)員約1200人の業(yè)界有數(shù)の企業(yè)に発展させた。
簡(jiǎn)単にできるビジネスは簡(jiǎn)単に真似される。他の追隨を許さず顧客が評(píng)価してくれることが最大の営業(yè)となる。人に頼って、支援を待っているだけならいつまでも変わらない。
中國(guó)での20年間の事業(yè)経験を生かし、巨大な中國(guó)國(guó)內(nèi)市場(chǎng)を積極的に取り込んでいる。ソフトウェア製造工場(chǎng)から顧客事業(yè)拡大に貢獻(xiàn)するソリューションサービスへのシフトを推進(jìn)。特に拡大する富裕層をターゲットにしたEC(電子商取引)事業(yè)を展開する。
常に変化する中國(guó)には様々なチャンスがある。競(jìng)爭(zhēng)も激しく、リスクがあることを前提に物事を考える。中國(guó)事業(yè)成功のポイントは(1)徹底的な現(xiàn)地化をはかり、重要なポジションには現(xiàn)地人を充てる(2)実行力があるマネジメント(3)柔軟性のある事業(yè)計(jì)畫―の3點(diǎn)だ。13億人の市場(chǎng)は大きな可能性があり、夢(mèng)があるが、足元が一番大事である。
◆「いいものつくれば売れる」時(shí)代から「今売れるものがいいもの」に転換
<座長(zhǎng)総括=服部健治?中央大學(xué)教授>中國(guó)の市場(chǎng)経済は未熟で、たかり體質(zhì)が殘り、法律を守らない。チャンスとリスクが混在するが、媚びない、あきらめない姿勢(shì)を貫き、大企業(yè)にない経営力があれば勝ち抜ける。
中國(guó)人の能力をいかに生かすか。市場(chǎng)を絞り、日系企業(yè)に絞り差別化方針のもと、専門性を追求したことが2社の成功の秘訣だ。中國(guó)が「世界の工場(chǎng)」のときはコストダウンが必須だったが、「世界の消費(fèi)市場(chǎng)」や「東南アジアへのサプライチェーン展開」を狙うようになった今、売り上げ拡大やコストダウンをめざすよりも利益をいかに上げるかが重要だ。
2012年の尖閣國(guó)有化後の反日暴動(dòng)後、「君子危うきに近寄らず」という風(fēng)潮が強(qiáng)かったが、今後は「虎穴に入らんば虎児を得ず」「人間萬事塞翁が馬」の考え方で中國(guó)市場(chǎng)に対応すべきだ。さらに日本企業(yè)が強(qiáng)かった1990年代の「いいものを作れば売れる」時(shí)代から「今売れるものがいいもの」の時(shí)代に変わった。これに合わせて日本企業(yè)は経営戦略を見直すべきだ。(八牧浩行)
■筆者プロフィール:八牧浩行
1971年時(shí)事通信社入社。 編集局経済部記者、ロンドン特派員、経済部長(zhǎng)、常務(wù)取締役編集局長(zhǎng)等を歴任。この間、財(cái)界、大蔵省、日銀キャップを務(wù)めたほか、歐州、米國(guó)、アフリカ、中東、アジア諸國(guó)を取材。英國(guó)?サッチャー首相、中國(guó)?李鵬首相をはじめ多くの首脳と會(huì)見。東京都日中友好協(xié)會(huì)特任顧問。時(shí)事総合研究所客員研究員。著?共著に「中國(guó)危機(jī)ー巨大化するチャイナリスクに備えよ」「寡占支配」「外國(guó)為替ハンドブック」など。趣味はマラソン(フルマラソン12回完走=東京マラソン4回)、ヴァイオリン演奏。
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