2016年11月9日、米國(guó)の第45代大統(tǒng)領(lǐng)になることが決まった共和黨のドナルド?トランプ氏に、中國(guó)の習(xí)近平（シー?ジンピン）國(guó)家主席が「ともに努力したい」との祝電を送った。澎湃新聞が伝えた。

習(xí)主席は米中が世界1位、2位の経済大國(guó)である點(diǎn)を挙げ、「世界の平和と安定、世界の発展のために両國(guó)は特殊で重要な責(zé)任を負(fù)っている」と指摘、「健全な米中関係は両國(guó)國(guó)民の利益に合致するとともに國(guó)際社會(huì)が期待するところでもある」とした上で、「互いの尊重、互恵の原則のもと、新たなスタートを契機(jī)に両國(guó)の関係をさらに進(jìn)展させたい」などと呼び掛けた。

中國(guó)では環(huán)球時(shí)報(bào)が10日付で「トランプ氏當(dāng)選が中國(guó)に及ぼす影響は？」との記事を掲載しており、同紙は記事の中で「チャンスと挑戦」を指摘する中國(guó)現(xiàn)代國(guó)際関係研究院の関係者のコメントを紹介。同氏は「トランプ氏がどのように舵を取るのか判斷することは難しい」としながらも、「環(huán)太平洋戦略的経済連攜協(xié)定（TPP）に影響が出る可能性があるが、中國(guó)が主張する地域貿(mào)易協(xié)定にとってはチャンス」「日米、米韓同盟は弱體化が予想されるが、これも悪いことではない。ただ、日本が獨(dú)自の武裝路線を進(jìn)む可能性はある」と指摘、この一方で「米ロ関係の改善は大國(guó)間の関係の見直しを引き起こす。中國(guó)にとっては挑戦となるだろう。米中は貿(mào)易分野でも問題に直面する可能性もあるが、トランプ氏は物分かりが良い人物。自國(guó)に不利となれば政策を調(diào)整するはずだ」と語った。（翻訳?編集/野谷）