2016年11月10日、環(huán)球時報は記事「400億ドル投資をブロック＝歐州よ、中國の何を恐れているのか」を掲載した。

ドイツに進出した中國企業(yè)にとって今や最大の障壁となっているのがドイツ政府だ。ここ2年というもの、中國企業(yè)による買収に神経をとがらせ、厳しい審査を課すなどの経済的障壁となっている。ドイツだけではない。歐州連合（EU）全體で中國企業(yè)の買収に対する警戒感が高まっているのが現(xiàn)狀だ。

中國化工集団（ケムチャイナ）によるスイス種子?農(nóng)薬大手シンジェンタの400億ドル（約4兆2700億円）買収を筆頭に過去1年半で440億ドル（約4兆6900億円）もの買収案が暗礁に乗り上げている。中國企業(yè)の背後には政府がいるのではないか、経済的動機ではなく政治的目的から買収をしかけているのではないか、こうした懸念が広がっているが、ドイツの経済専門家は「中國企業(yè)は悪と見られているが、利益のために行動するという意味で一般の民間企業(yè)と変わらない」とコメント。心配するばかりではビジネスチャンスを逃してしまうと批判している。（翻訳/編集?