2016年11月8日、中國のポータルサイト?今日頭條に、あるユーザーが日本の小學(xué)生が道路を橫斷する様子を映した動(dòng)畫をアップした。

中國で「日本の小學(xué)生の道路橫斷」といえば、おなじみの動(dòng)畫がある。自動(dòng)車に搭載されたドライブレコーダーの映像で、橫斷歩道を渡りきった小學(xué)生たちが振り返って自動(dòng)車に向かってお辭儀をするという內(nèi)容だ。この動(dòng)畫には毎回、「日本の小學(xué)生は禮儀正しい」と稱賛の聲が挙がるのだが、今回アップされた動(dòng)畫では、稱賛の対象は小學(xué)生ではなかった。

動(dòng)畫は、集団登校する小學(xué)生たちが、信號機(jī)のない8メートルほどの道路を橫斷しようとするところから始まる。通りかかった自動(dòng)車が小學(xué)生たちに気付き停車すると、道の両側(cè)にいた「橫斷中」と書かれた黃色い旗を持った大人2人が自動(dòng)車に向かって頭を下げ、旗を広げて子どもたちを橫斷させる。大人は橫斷中も早く渡るように促し、十?dāng)?shù)人全員が渡り終えると再び自動(dòng)車に向かって一禮している。

この動(dòng)畫に、ネットユーザーからは橫斷を補(bǔ)助した大人や、信號のない場所にもかかわらず停車したドライバーの禮儀正しさをたたえるコメントが相次ぎ、「これが差というものだ」「アジアで最も優(yōu)秀な民族は日本」「これに文句をつけるのは頭のおかしなやつだけ」「中國の親は子どもの手を引いて柵を乗り越え、信號を無視する」「日本では至るところで見られる光景。中國にもこうなってほしい」など、感慨深げな様子だ。

中國では、ドライバーが歩行者に道を譲らなかったり、歩行者が無理な橫斷をしたりすることが多く、死亡事故も起きている?，F(xiàn)狀を改善するには、まず大人が次代の子どもたちに模範(fàn)を示さねばならない。（翻訳?編集/北田）