2016年11月15日、中國で走行車両のハイビーム亂用が問題視される中、これを煩わしく思うドライバーらが車體にある「仕掛け」をして対抗を試みている。參考消息網(wǎng)が伝えた。

この仕掛けとは、ホラー映畫に出て來るような「お化け」をプリントしたシールを車體後方のリアガラスに貼るというもので、後方からハイビームで照射されると闇の中に不気味な形相が浮かび上がる。中には、顔面蒼白の黒髪女性4人がじっとこちらを見つめるというデザインもあり、シールはネット通販で購入できる。

ただ、交通當(dāng)局はこのような措置に眉をひそめており、「シールに驚いた後方車両が事故を起こせば前方車両のドライバーは法的責(zé)任を負(fù)う義務(wù)がある」などと指摘。中國の道路交通安全法実施條例は「車體へのペイント、シール貼付、車體広告で安全な運(yùn)転に影響を與えた場合、警告あるいは200元（約3200円）以下の罰金処分を科す」と定めている。（翻訳?編集/野谷）