英エコノミスト?インテリジェンス?ユニット（EIU）が2日に発表した最新報(bào)告は、中國(guó)人の4分の3が2030年までに中間所得層となり、現(xiàn)在世界第2位のエコノミーである中國(guó)は「中所得國(guó)」になると予測(cè)している。そのため、現(xiàn)在中國(guó)では「中産階級(jí)」が大きな話題となっている。 中國(guó)経済週刊が伝えた。

現(xiàn)在、中國(guó)の中産階級(jí)が総人口に占める割合は18％にとどまっている。一番の課題となっているのは、中産階級(jí)の割合をいかに拡大させるかだ。しかし、中産階級(jí)の割合拡大には、経済や社會(huì)、文化など、さまざまな分野における膨大で複雑なシステムが関係しており、効果的に進(jìn)めるには目標(biāo)の設(shè)定が非常に重要となる。

中國(guó)労働學(xué)會(huì)の蘇海南副會(huì)長(zhǎng)は、「2020年までに、中間所得の労働者の総數(shù)が今より30％以上増えて2億7000萬(wàn)人となるとして、その扶養(yǎng)家族を加えると、中間所得層は約4億人になる。そうなると、中間所得層の人口全體に占める割合は28％以上になる。今世紀(jì)中ごろまでに、『中國(guó)の中間所得層を中産階級(jí)にし、その総數(shù)を人口全體の約70％に當(dāng)たる9億6000萬(wàn)人以上にする』ことを目標(biāo)に掲げることができる」と指摘している。

中國(guó)共産黨第十八次全國(guó)代表大會(huì)（12年）の報(bào)告は、「20年までに、國(guó)內(nèi)総生産（GDP）と都市部?農(nóng)村部の一人當(dāng)たりの平均所得を10年と比べて2倍にし、小康（ややゆとりを?qū)g感できる）社會(huì)を全面的に実現(xiàn)する」ことを目標(biāo)に掲げた。つまり、今後4年で、改革を通して、中國(guó)全土の経済成長(zhǎng)速度年間平均を6．5％以上に保たなければならない。実現(xiàn)すれば、中國(guó)の中間所得層は13年末の約1億6000萬(wàn)人から、7年で1億1000萬(wàn)人増えて、20年には2億7000萬(wàn)人に拡大する。これは毎年1600萬(wàn)人増える計(jì)算で、それに扶養(yǎng)家族を加えると、中國(guó)の中産階級(jí)は13年の2億4000萬(wàn)人から約4億人へと拡大する。

この目標(biāo)を達(dá)成するためには、収入の分配制度改革とそれに深く関連した改革に一層力を入れなければならない。

中國(guó)國(guó)務(wù)院が最近発表した一部のグループを刺激して、都市部?農(nóng)村部の所得を向上させることに関する「意見」は、技術(shù)者や新型職業(yè)農(nóng)民、科學(xué)研究者、小?マクロ企業(yè)の企業(yè)家、企業(yè)経営管理者、末端幹部チーム、労働能力を有する高齢者や障害者など困難を抱えるグループなどを、所得増加のポテンシャルのある、影響力の強(qiáng)いグループとして照準(zhǔn)を絞り、収入の分配制度改革を深化させ、その過(guò)程で収入分配の構(gòu)造を調(diào)整し、収入分配の差別化奨勵(lì)政策を推進(jìn)することに言及している。

蘇副會(huì)長(zhǎng)は同意見に加え、13年に発表された「収入分配制度改革に関する若干の意見」などの一連の政策?対策が著実に実施され、経済體制や社會(huì)體制、その他の分野の改革などが全て秩序立てて、確実に実施されれば、中産階級(jí)の拡大に関する目標(biāo)も達(dá)成できる可能性があると楽観的な見方を示している。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?編集/KN）