世界一の「糖尿病大國」中國、有病率は36年前の1%から10%に―米紙

Record China    2016年11月16日(水) 16時(shí)0分

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16日、米紙ウォール?ストリート?ジャーナルはこのほど、中國人の糖尿病有病率がこの36年間で1%から10%にまで上昇し、世界で糖尿病患者が最も多い國になったと伝えた。寫真は中國のフィットネスクラブ。

2016年11月16日、環(huán)球時(shí)報(bào)によると、14日付の米紙ウォール?ストリート?ジャーナルは、中國人の糖尿病有病率がこの36年間で1%から10%にまで上昇し、世界で糖尿病患者が最も多い國になったと伝えた。

世界保健機(jī)関(WHO)によると、中國は現(xiàn)在、成人の約10%が糖尿病にかかっており、成人のほぼ半數(shù)が前糖尿病狀態(tài)にある。1980年の糖尿病有病率は1%に満たず、これは明確な対比だ。中國のこの36年間の急速な経済発展と都市化は、ファストフードや甘い飲み物に対する愛情を高め、富と新しいライフスタイルを生み出してきた。そのすべてが肥満や多くの健康問題につながっている。中國は毎年、500億ドル(約5兆4489億円)を糖尿病と関連疾患の治療に費(fèi)やしており、全國の醫(yī)療費(fèi)支出の約13%を占めている。

糖尿病は完治しない慢性病だが、インスリン注射およびブドウ糖(グルコース)低下薬で管理することが可能だ。だが中國の問題は、ほとんどの患者が糖尿病であることを知らないということにある。糖尿病患者のうち治療を受けている人の割合は、米國が63%、日本が50%であるのに対し、中國は35%に過ぎない。

國際糖尿病連合(IDF)によると、診斷と治療の遅延により、2015年に130萬人が糖尿病で死亡している。中國では糖尿病治療のための費(fèi)用の84%が入院と外科手術(shù)に費(fèi)やされ、インスリン注射は6.7%でしかない。

WHOは、中國が不健康な食事や運(yùn)動(dòng)不足などの生活習(xí)慣病のリスク要因を緩和するための緊急行動(dòng)を取らなければ、糖尿病患者が現(xiàn)在の1億1000萬人から40年には1億5000萬人に増加すると指摘している。(翻訳?編集/柳川)

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