2016年11月16日、央広網(wǎng)によると、中國(guó)重慶市で14日、尼僧を裝って通行人にお守りを売りつけようとした女が派出所に連行されるという騒ぎがあった。

女はお守りだけでなく、観光名所として知られる華巖寺の「VIPカード」も売りつけようとしており、これらを渡された相手が支払いを拒むと相手にすがって「呪いの言葉」を口にしていた。この光景を通りがかった警官が目撃し、詐欺の疑いがあるとして連行。女はその後の取り調(diào)べで自身が山東省出身の50歳であることを明かし、偽の尼僧としてお布施を得ようとしていたことを告白した。持っていたカバンの中には數(shù)珠や英語(yǔ)版のお守りもあり、VIPカードについて問(wèn)われた女は「ここで商売を始めようとしたら警官に見(jiàn)つかった。これらはみんな偽物」と供述している。

中國(guó)では他の都市でも偽の僧侶が出沒(méi)しており、最近ではインドネシアで摘発されるケースもあった。重慶の警察當(dāng)局は今回の件を受け、市民に注意を呼び掛けている。（翻訳?編集/野谷）