2016年11月17日、中國では近年「獨身の日（11月11日）」が盛り上がりを見せており、とりわけ通販サイトは大規(guī)模なセールを行うため期間中の消費が拡大傾向にある。一方で、配送された商品の破損や、配送されないなどの苦情が増えるのもこの時期。これについて華字紙?日本新華僑報の王鵬（ワン?ポン）副編集長がSNSで発言した。

宅配業(yè)者の実態(tài)に関しては、CCTV（中國中央テレビ）が潛入取材の結(jié)果を報じている。それによると、広東省深セン市の業(yè)者では、スタッフらが商品を亂暴に扱うことは日常茶飯事で、検査せず「検査済」のシールを貼ったり、禁煙場所で平然とたばこを吸ったりしていた。さらに、配送するはずの商品の梱包を破って勝手に食べる場面もたびたび見られた。スタッフらの行為は國が定めた規(guī)定に違反し、作業(yè)場には十?dāng)?shù)個の監(jiān)視カメラが設(shè)置されていたが、記者が潛入取材していた數(shù)日間でスタッフが注意を受ける場面はなかったという。

この実態(tài)について王氏は、「今問われているのは國民の素養(yǎng)といったソフトパワーだ。いくら配達設(shè)備が進んでいても、野蠻なスタッフが作業(yè)していたのでは何の意味もない。國民の素養(yǎng)というものは、急ピッチで向上するものではなく、50年ないし100年の蓄積がなければ成し遂げられない。そのためにも公平な教育を広める必要があり、これこそ國民に対し責(zé)任ある姿勢であり、國家が発展し続ける道である」と語った。（翻訳?編集/內(nèi)山）