「家政婦が余っている！」“異?，F(xiàn)象”―上海市

2008年2月10日、今年の春節(jié)（舊正月）は珍しく家政婦が余るという「異?，F(xiàn)象」が起きているという。上海紙「新聞晩報」が市內(nèi)數(shù)か所の家政婦紹介所で行った取材で明らかになった。

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中國では共働きが一般的なため、家の掃除や買い物、乳幼児の世話などを家政婦に頼んでいる家庭が多い。1日數(shù)時間単位で雇う「時間工」と「住み込み」の2種類がある。地方からの出稼ぎ労働者が大半で春節(jié)期間はほとんどが帰省してしまうため、都市部では毎年「家政婦不足」に悩まされてきた。

ではなぜ今年は家政婦が余っているのだろうか？実は上海では今年、「時間工」の時給がこれまでの1時間8元（約120円）から10元?12元（約150円?約180円）に値上がりした。春節(jié)期間にはさらにこの2倍から3倍に跳ね上がる。こうした背景から今年の春節(jié)は、「家政婦に頼むより自分で」という家庭が増えたのだという。

また今年の歴史的な大雪被害によって、多くの「時間工」が帰省できなかったことも挙げられる。例年は引く手あまたで大忙しの家政婦たちも、今年は都會でのんびりと過ごしているようだ。ある家政婦はインタビューで、「仕事が少ないから夜は同郷と集まっておせちを食べた。元肖節(jié)（舊暦の正月15日）までには子供にお土産を買って帰省する」と話していた。（翻訳?編集/NN）