樸大統(tǒng)領の「空白の7時間」、大統(tǒng)領府が釈明の資料公開も裏目か?韓國メディアが続々疑問を提起

Record China    2016年11月21日(月) 12時40分

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21日、セウォル號慘事當日に樸槿恵大統(tǒng)領の所在が不明とされるいわゆる「空白の7時間」について韓國大統(tǒng)領府が初めて資料を公開し釈明を行ったが、この內(nèi)容を受け韓國メディアがさらなる疑問を呈し始めている。寫真は樸大統(tǒng)領の退陣を求めるデモ。

2016年11月21日、セウォル號慘事當日に樸槿恵(パク?クネ)大統(tǒng)領の所在が不明とされるいわゆる「空白の7時間」について韓國大統(tǒng)領府が初めて資料を公開し釈明を行ったが、この內(nèi)容を受け韓國メディアがさらなる疑問を呈し始めている。

大統(tǒng)領府は19日、ホームページ上に「誤報?怪談を正す」コーナーを新設、「セウォル號7時間、大統(tǒng)領はどこで何をしたか。これが事実です」とのタイトルで、セウォル號慘事が起こった14年4月16日の大統(tǒng)領の執(zhí)務內(nèi)容を時間ごとに記録した資料を公開した。また、「青瓦臺(大統(tǒng)領府)には官邸執(zhí)務室、本館執(zhí)務室、秘書棟執(zhí)務室があり、(大統(tǒng)領は)この日(セウォル號慘事當日)は主に官邸執(zhí)務室を利用した」とし、「青瓦臺はどこでも報告を受け指示ができるシステムであり、大統(tǒng)領には出退勤の概念がなくすべての時間が勤務時間」だと説明した。

しかし資料を詳しく見ると不可解な點もある。韓國日報は「休日でもなく平日(當日は水曜)に、一刻を爭う大規(guī)模慘事が発生しているのに500メートルしか離れていない本館執(zhí)務室を空け官邸にとどまったことについて、合理的な説明が抜け落ちている」と指摘する。

國民日報は、大統(tǒng)領が午前10時に最初の書面報告を受けて以降、午後5時15分に中央災害安全対策本部に姿を現(xiàn)すまで「乗客救助に最善を盡くすよう」など電話で一般的な指示を行ったのみで、具體的な指示を行っていないことに注目した。

大統(tǒng)領府の資料によれば、大統(tǒng)領は當初救助人員について書面による誤報告を受けており、午後2時50分に國家安保室長から「誤情報であった」との訂正報告を受けた後、折り返し電話を掛け安保室長を叱責したとされる。午前10時31分にセウォル號が完全に転覆したことも知らず、それから4時間以上たってようやく被害狀況を電話により把握したのだ。大統(tǒng)領府はこうした誤情報が対応の遅れの原因と認めながら、午前11時1分に「高校生全員救助」、午後0時48分に「乗客の大部分が救助されたもよう」との報道が出ていたとして「この日の本當の悲劇は誤報による混亂」だったと、その責任をメディアに転嫁する主張を展開した。

疑惑を取り払い批判を和らげるため大統(tǒng)領府が初めて行った「釈明」だが、今回の資料で再確認されたことがある。慘事當日午後5時15分の対策本部訪問まで、結(jié)局大統(tǒng)領の姿を直接見た參謀が誰もいなかったという事実だ。そのため今回の資料公開で「疑惑の7時間」はむしろ深まったとの批判も出てきている。(翻訳?編集/吉金

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