IDC統(tǒng)計(jì)によると、2010?15年の世界のスマートフォンの出荷臺(tái)數(shù)はそれぞれ、74％増、49．2％増、45％増、38．4％増、23．1％増、10．2％増で、年々その増加幅が縮まっている。このような狀況下では、各メーカーは消費(fèi)者のニーズをしっかり把握しなければ、今後、競(jìng)爭(zhēng)に勝つことはできない。一方、消費(fèi)者からすると、熾烈な競(jìng)爭(zhēng)により、選択肢が増え、特徴ある商品や自分のニーズに合った商品を選ぶことができるようになっている。新華網(wǎng)が伝えた。

中國(guó)統(tǒng)計(jì)情報(bào)サービスセンターの「中國(guó)消費(fèi)者攜帯需要研究報(bào)告」（2016上半期）によると、攜帯を購(gòu)入する際、中國(guó)の消費(fèi)者は外観を最も重視し、機(jī)能の面において、消費(fèi)者はカメラのクオリティを最も重視している。中でも、最も評(píng)価が高かったのはアップル（72．4％）、OPPO（71％）、サムスン（69．8％）のスマホだった。

同報(bào)告は、スマホメーカーに消費(fèi)者のニーズを理解してもらい、商品計(jì)畫やブランド構(gòu)築の助けになればと、16年上半期の統(tǒng)計(jì)と市場(chǎng)でのパフォーマンスが最も活発だったスマホメーカーのインターネットデータ収集?統(tǒng)計(jì)をまとめている。

同報(bào)告によると、消費(fèi)者が言及している主な內(nèi)容はブランド、スペック、機(jī)能、品質(zhì)、外観、価格など。うち、最も重視しているのが外観で75％。以下、ブランド、機(jī)能、品質(zhì)、スペック、価格と続いた。

スマホの外観に言及した際、消費(fèi)者の間で最も話題になったブランドは華為、サムスン、アップル、OPPO、小米。

ブランドに言及した際、最も話題になったのはサムスンで、以下、華為、栄耀、OPPOと続いた。上半期には、新型スマホを発表しなかったアップルの注目度は5位と低かった。

「スマホで寫真」というのが多くの人の生活の一部となっているのを背景に、スマホの機(jī)能のうち、中國(guó)の消費(fèi)者はカメラを最も重視しており、その割合は65％。2番目に多かった指紋認(rèn)証を28ポイントも上回った。カメラに関して、消費(fèi)者が最も気にしているのは畫質(zhì)。次に気にしているのが自撮りや夜間撮影時(shí)の效果だった。

カメラのクオリティに関して、消費(fèi)者の評(píng)価が最も高いのはアップル。以下、OPPO、サムスンと続いた。華為は、2つのレンズを持つカメラを搭載したスマホを発表したものの、消費(fèi)者の高い評(píng)価を得ることはできなかった。

スペックのうち、消費(fèi)者が最も注目しているのは電池で81．4％。電池持ちが依然として消費(fèi)者にとって最も重要なポイントとなっている。また、消費(fèi)者は寫真撮影を非常に重視しているものの、レンズに対する注目度は低く、9．1％にとどまった。消費(fèi)者にとっては、カメラの質(zhì)よりも寫真の見(jiàn)栄えが気になるようだ。

國(guó)民一人當(dāng)たりの平均所得が向上するにつれ、ローエンドスマホの人気は右肩下がりで、1000元（約1萬(wàn)6000円）以下のスマホは消費(fèi)者の眼中に入らなくなっている。一方、最も人気なのは1000?2999元（約4萬(wàn)8000円）のミドルレンジのスマホ。特に若者に人気で、59．4％と、ローエンドとハイエンドの合計(jì)を超えた。

消費(fèi)者の年齢別に見(jiàn)ると、社會(huì)の中堅(jiān)に當(dāng)たる30?39歳の消費(fèi)者がスマホ市場(chǎng)の主力で、全體の43．2％を占めた。次に多かったのが20?29歳の若者で全體の27．6％を占めた。

男女別に見(jiàn)ると、アップル、OPPO、vivoには大きな差がなかったものの、中興、聯(lián)想、小米、サムスン、魅族、華為などは、女性より男性のほうに明らかに人気だった。

全體的に見(jiàn)ると、やはりスマホの「顔面偏差値」が重要で、消費(fèi)者にとっては価格やスペックは二の次になっている。そして、メーカーにとっては、競(jìng)爭(zhēng)力を上げる點(diǎn)で、カメラ機(jī)能が重要になっている。カメラ機(jī)能に関しては、スペックばかりを強(qiáng)調(diào)するのではなく、消費(fèi)者のニーズをもっと重視する必要がある。その他、29歳以下の若者は市場(chǎng)におけるポテンシャルが非常に多く、開(kāi)発途上にある。それらの若者のニーズを把握することは、各メーカーが長(zhǎng)期にわたり成長(zhǎng)していくうえで非常に重要となる。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?編集KN）